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ここに、真菰とのご縁

こんにちは!特別なお土産とともに亘理へ向かっています。
昨年6月から月1で通っている亘理への訪問も残り2回となりました。
計4回の《ほどける馬っこ》プロジェクトも心を込めて開催して参ります。

さて、お土産というのはマコモ!
このタイミングでなんと昨日、氏神様のところで「まこも復活祭」というイベントがあるというので行ってきました。「マコモ」って普段聞くことのないフレーズですが、私にはピンときたのです。なぜなら《ほどける馬っこ》はマコモとご縁があるのです。

焼きまこも。ほのかに甘く味わい深い

かつて宮城県亘理町の年中行事・地域文化であった馬っこ。その材料がマコモ(真菰)だったのです。今ではその風習も途絶え、馬っこを編める人もおらず、だからなのか素材である真菰を見たこともない…。でも成長が早く日本では全国的に分布しているという不思議..。成長が早い上に大量に生育するので収穫等も大変なのでしょうか。

亘理町立郷土資料館に展示されているマコモで編んだ馬っこ

だからこそ昨日のイベントは「復活祭」なのだそう。皆に忘れられている真菰を大いに盛り上げよう!という気迫。鹿島神宮の近くで収穫された香りのいい真菰が神社に持ち込まれ、しめ縄を編んだり草を細かくしたものを封入したアクセサリー作りができたり。焼きマコモにマコモポタージュ、マコモ塩などなど食べ物もたくさん!お裾分けされた1-2mほどのまこもを手にした来場者で神社はいっぱいで、それがまた良い風景でした。

しめ縄づくり

聞けば真菰には浄化作用があったり健康にも良い食材でもあるのですね。今はマコモ湯も流行っているのだとか?!浄化というところで神聖な植物でもあるようで、だから神社やお祈りとしての馬っことも親和性があるのかな、と思いました。
私もお裾分けいただいた真菰で馬っこを作ってみようと思っているところです。

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