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0169 泉鏡花の作品に登場、仁王像と巨大なわらじ「全性寺」(石川県)
全性寺のご利益
身体健全・健康増進、子育て・育児、学業成就、開運・運気上昇
全性寺山門(赤門)前の360度ビュー
全性寺について
身体健全や健康、健脚、子どもの発育健全を願って奉納された無数のわらじが山門にぶらさがっています。数cmから大人の背丈ほどのものがあります。
山門で入口を守護する仁王尊の強力な力にあやかったパワースポットです。
仁王尊とわらじについて(公式サイト) ↓
大永2年(1522)に創建されたあと、天正年間(1573~1593)に前田利家の長男、初代加賀藩主の前田利長のあつい庇護を受け、金沢に移されました。
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金沢が生んだ文豪、泉鏡花。作品「夫人利正記」に全性寺の別名「赤門」「赤門寺」の記載があります。彼は摩耶夫人を帰依していたことから、全性寺に摩耶夫人像があることが作品の舞台になったことに関係しています。
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九歳の時に母を亡くした鏡花。母親と摩耶夫人を重ね合わせたのかもしれません。泉鏡花の母「鈴」の生家、中田家の墓が寺の境内にあります。
山門と本堂、堂内にまつられた日蓮聖人、愛染明王、不動明王、摩耶夫人、加藤清正公、御妙大明神などはこちらの公式サイトで紹介されています ↓
境内と四季の写真はこちら(公式サイトより) ↓
境内には織田信長、豊臣秀吉、徳川家康、前田利家などの脈を取った医者、曲直瀬道三の末裔の墓もあります。