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0272 行基と空海の霊場、正岡子規の句碑がある「浄瑠璃寺」(愛媛県)

浄瑠璃寺じょうるりじのご利益

身体健全・健康増進、健康長寿、交通安全、五穀豊穣

浄瑠璃寺の360度ビュー


浄瑠璃寺じょうるりじについて

和銅元年(708)に行基が布教のために本尊の薬師如来を彫ったのが始まりで、その約百年後の大同2年(807)に弘法大師が訪れて四国霊場とし、寺の発展に寄与しました。健康長寿、豊作のご利益があるパワースポットです。

参道入口の石段左に「永き日や衛門三郎浄るり寺」と彫られた、地元松山市出身の正岡子規の句碑があり、お遍路さんを出迎えてくれます。
このあたりは遍路の元祖、衛門三郎のふるさととして知られています。

参道入口、階段左側にある正岡子規の句碑

本堂への参道に、松山市の指定天然記念物、樹齢600~1000年のイブキビャクシンの大木がそびえ立っています。神木のエネルギースポットです。

参道をさらに進むとお釈迦様の両手をかたどった「仏手石」があり、手を重ねれば智恵や技能を授かるため、文筆業の方の参拝が多いスポットです。

参道と手水舎、正面は本堂です

仏足石」も置かれていて、靴を脱いで素足になって上に立って祈願すると、健脚・健康、交通安全にご利益があります。

説法石」は、お釈迦様が説法し、修行されたインドの霊鷲山りょうじゅせんの石を埋め込んだ台座のような大きく平らな石で、腰を掛けてパワーをいただくことができます。

本堂の本尊は薬師如来ですが秘仏とされていて拝むことはできません。

本堂

一願弁天」は、弁天様をまつります。本堂の左手に並んでいます。
弁天は古代インドにおける女性の水神で、願いを一つだけ叶えてくれます。

右手に並ぶ大師堂は文字通り弘法大師をまつりますが、赤ん坊の時の弘法大師の像があり、抱き上げることができます。

大師堂。
画面中央やや左に、赤い帽子と前掛けなど
赤ん坊の弘法大師が小さく映っています。

こじんまりとした境内ですが、見どころも多く、四季折々の美しさを楽しむことができます。春には桜が咲き誇り、夏には緑豊かな自然が広がります。秋は紅葉が美しい愛媛県を代表するパワースポットの一つとなっています。


アクセス(GoogleMaps)

公式サイト・参考サイトなど

▼2分で読めます。ご詠歌、アクセス・駐車場、境内、御朱印などを8点ほどの画像で紹介▼

▼3~5分で読めます。ご詠歌・基本情報、見どころ、アクセス、周辺おすすめ施設(観光・グルメ)、八十八ヶ所の前後の札所を25点の画像で紹介▼

▼四国遍路巡礼マップ 第46番 医王山養珠院 浄瑠璃寺(文化庁・日本遺産)▼

https://www.seichijunrei-shikokuhenro.jp/data/walking/46.pdf

▼【公式代用サイト】四国八十八ヶ所霊場会のサイト▼

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