見出し画像

2023年の最後に新しく始めたピラティス

私は常日頃、心と身体を整えて過ごしたいなと、意識してはいるのだけれど、どうも身体は昔から不調が多い。
そんな私が、この12月中旬にピラティスを体験した。

20代の頃は、働いていた診療所の整形のドクターに「両肩関節が亜脱臼じゃないけど外れ気味だよ」と言われ、肩関節の動きに違和感はずっとある。

30代の頃は、自転車に乗っている時に転んで左膝を骨折。クリニックに勤務をしてたにも関わらずろくにリハビリもせず。季節の変わり目や長時間座っていた後に歩き出すと痛くて歩けない時がある。

それから尾てい骨強打を2回。痛みが激しく座っていられなくてレントゲンを撮ると「ん~?!これ股関節が…」と、尾てい骨の骨折はなかったものの臼蓋形成不全と診断され、リハビリをしたこともある。


〇臼蓋形成不全
骨盤の臼蓋(股関節の屋根にあたる部分で、通常は大腿の骨頭を覆うような形をしている)の発育が不完全なために、大腿の骨頭(骨の先端にある球状の部分)をうまく支えられていない状態を臼蓋形成不全(きゅうがいけいせいふぜん)といい、近年では寛骨臼形成不全(かんこつきゅうけいせいふぜん)と呼ばれている。



上の図の右側の状態なのだけど、大腿骨とくっついてしまうと変形性股関節症となり、痛みがひどくなれば手術をすることもあるから日常生活を気をつけてと言われていた。


40代後半になると、長年あちこち痛かった原因が線維筋痛症とわかり、また低血糖症と診断される。その時に胸部と腹部のレントゲンを撮ると「側弯症もあるね」と言われてびっくり。

〇線維筋痛症(せんいきんつうしょう)
全身に激しい痛みが生じる病気である。英語では症候群であることを表現して、Fibromyalgia Syndrome:略FMSとも記される。原因不明の全身の疼痛を主症状とする。疼痛は腱付着部炎や筋肉、関節などにおよび、体幹や四肢から身体全体に激しい疼痛が広がる。

〇脊椎側彎症
脊椎は、体の側面から見ると前後にカーブしているが、これは生理的彎曲という正常な状態である。一方で、正常な状態であれば正面あるいは背面から見ると脊椎はまっすぐに伸びている。しかし、側方(横方向)に彎曲したり、脊椎がねじれている場合があり、これらを脊椎側彎症または側彎症と呼ぶ。


線維筋痛症の対策としても運動はした方がよいとの事で、毎日のラジオ体操や寝る間のストレッチ、お散歩はしていたけれど、50歳を過ぎて股関節周辺の調子が今一つかもと思っていた。そんな時、友人がピラティスをしているのがなんだか楽しそうで(ピラティスはとても気になっていたので)「私もやってみたい!」という気持ちになり紹介してもらった。

今月中旬、体験で参加したのだけれど、股関節周辺の筋肉の使い方が、日常生活ではほぼ使えてないなとつくづく感じた1時間。痛みがしょっちゅう出るからできるか?って不安はあったのだけど、そんな不安はどこへやら!動きひとつひとつの中で骨盤の位置や背骨や肋骨など、その都度確認出来て自分の身体に向き合う時間となったのがとても良いし、とにかく楽しい!

しかも1回のその体験で身体の感覚、歩き方が違うことに驚いた。

この先股関節とか膝の手術とかしたくないから、自分の身体は自分で整えられるようにしていきたい!と、射手座の新月に宣言していたのだが、その体験をした日以降、朝のラジオ体操をピラティスに変えてスタジオのYouTubeを観ながら毎日20分から30分位やってみている。

気づいたこと

・ピラティスは、特に骨盤や骨格をとても意識できる。

・常日頃から股関節を気にして過ごしているが、骨盤と大腿骨などに意識を向けながら、体感しながらできる。

・思い切り吐くことはできるけど、吸うのが苦手。吐くことの半分も吸えない。特に背中を反らす体勢になると余計に吸えていない。(苦しい)

この気づきから、「継続したい!」と思えて今日入会してきた。
どんな自分に整っていくのかが楽しみだ。


今までは、心と身体を整えるという事は、心からアプローチすることが多かった。例えば、アロマの香りとかハーブティーを飲むとか、オラクルカードとか、アートセラピーの様なものだったり。でも、身体の方からアプローチしてみるのも楽しいぞ?!思えた。














この記事が参加している募集

さいごまで読んで頂きありがとうございます!フォローしてくれたら喜びます。サポートしてくれたらもっと喜びます!