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【短歌の募集】SNS短歌アンソロジーを作ります。(締切2/16)

noteの皆さま、こんにちは。ぽっぷこーんじぇると申します。よくX(Twitter)で短歌をしています。

今回、私は『SNS短歌アンソロジー』という冊子を作ることにしました。この冊子にはインターネットの短歌を集めたいと考えています(詳細は下の画像をご確認ください)。

(画像はタップで拡大できます。)

歌の応募は下記リンクから可能です。締切は2月16日。ご参加のほどよろしくお願いいたします。



以下、Xでは書かなかったことを少しだけ書いておきます。

ぽっぷこーんじぇるのnoteを知る人は、私が短歌の評論に関心があることをご存知だと思います。まだ十分なものを書けていませんが、noteではインタビューや歌集評を通して「短歌って何だろう」と考えつづけてきました。あと10年ぐらいは考えると思います。

今回の企画は、もちろんそれと無関係ではありません。私は「烏の夜食」という同人誌に寄せた評論、およびその後に書いた記事で、「創作とは何かを覚えておくためにすることだ。けれど生きるとは何かを忘れていくことなのだ」と考えました。SNSの短歌を一冊の本に定着させることは絶え間ない忘却の波に逆らうための手段です。それとともに、私と姿煮さんが(歌に優劣を付けないとはいえ)選を行う以上、いくらかの忘却を許容していることを認めないわけにはいきません。

けれども私は、この企画が、そうした私の考えから離れたところに置かれることを望んでいます。私は完成した冊子を国会図書館に納本する予定です。たとえば数十年後、SNSの短歌に興味を持ったひとが本書を手に取ることがあるでしょう。その人が私たちのことを(それが実際の私たちの姿と大きく違っていたとしても)思い出し、私たちの表現に思いを寄せることがあれば、これ以上のことはありません。

ですので、本書にはできるだけ多くの人の短歌を載せたいと考えています。是非応募してください。また、このnoteにいいねをくださると嬉しいです。よければ下のツイートを拡散してください。

今後の進捗については、またnote上でお伝えします。改めまして、ご協力のほど、何卒よろしくお願いいたします。


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