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周りに流されないと楽になる

つい先日29歳になりました。
私も世間一般から外れることなく周囲から「結婚はいつするの?」「子供は早いうちのほうがいいよ」という内心、ほっといてくれ。。。と思うようなことを言われる日々を送っています。

もちろん私のことを気にかけてくれて声をかけてくれていたり、深い意味もなく聞かれることがほとんどなので、聞き流せばいいだけなのですが、やはり実際この歳になると色んな人生の岐路に迷い、本当にこのままでいいのかなという気持ちでいっぱいになります。

正直なところ、20代のうちは仕事に打ち込んで自分のキャリアを築き上げたいという思いでがむしゃらに働き、自分の想い描いていたところに近づいていた自負はあります。一方、周りは結婚や出産など自分とは異なる生活を送っているのを目にすることが多くなり、必然的に自分は選んでいない道を後悔しない自信があるかなと不安に思うようになりました。それからというもの、何気ない周囲からの一言を重く受け止めてしまったり、何をしても「結婚、出産」が頭をよぎってしまい、落ち込んだり苦しくなってしまうことがありました。

でも、ずっとこのままだとダメになってしまうと思い、気持ちを切り替えてこの悩みに向き合うことを決めました。幸いにも自分の性格上、自分なりの解決方法を見つけるのが上手な方だったので、この苦しさからどう自分を解放してきたかについて綴っておきたいと思います。(もちろん、これが万能薬ではないし、人それぞれ立場が違うので参考程度にしてもらえたら嬉しいです)

①悩みはじめの頃
とにかく悩みはじめの頃は一人で悶々とすることが多かったので、ネットで結婚すること、子供を持つことのメリット・デメリットをひたすら色んな人の意見を見て、参考にしていました。読み漁りまくった感想としては、家庭を持つことの幸せもあれば、一人で自由気ままに暮らす幸せもある、もし今自分にない状態を望むのであれば自分の幸せになれる方向に行動を移せばいいんだということです。一番不幸なのは、自分の望んでいない道を選んでしまったことなんだと思います。もちろん、全てが思い通りにいくことは少ないですが、常に自分の選んだ道をベストだと思えるよう自分の心には素直でいたいなあというのを感じました。

②自分の心の声を聞く
①の過程を経て、徐々に自分はどうしたいかを考えるようになりました。その時まずやったのは、ひたすら紙に考えていることを書き出す。そうすると自分の考えがどんどん整理されてきて、何に悩んでいるかが明確になりました。私の場合は、付き合って6年の彼がいたので、思い切って結婚のことや将来子供がほしいかなどについてお互いの考えについて話し合いました。特に、結婚や子供については自分だけではどうにもならないことが多いので、悩んでいることがあれば相手と真剣に向き合うのが精神衛生上とてもいいと思います(笑)結果、自分なりの方向性を見つけることができたので、周囲から何を言われようが、自分たちのペースでいこうと思えたのも大きいです。ここで、冒頭で書いていた周囲からの一言で苦しむことはほとんどなくなりました。

③尊敬できる人をみつける
もう②の段階でほぼ私の悩みは解決していたのですが、最後に「尊敬できる人をみつける」ことについても少し書いておきたいと思います。より丁寧に説明すると、②では自分なりの答えでは出たけれど、その答えで本当にいいのかなというのは常に自問自答している状態なので、そんなときに使う技です。

とにかくこの世の中は、大多数の人が選ぶ道が「正」として認識されることが多いです。もちろん昔に比べると多様化されていると思いますが、それでも余程の意思が強いひとではない限り、少数派として生きていく道の生きづらさはまだまだ残っている気がします。

そんなとき、自己肯定するための手段にもなってしまいますが、同じ境遇の人の考え方に触れることというのは本当に救われることが多いです。私も例外なくそういった方々に救われていることが多いです。まあ、私の場合は周囲からひどい言葉を受けたわけではないので、本当にマイノリティとして生きている方々の気持ちまでわかるかは自信がありません。それでも、自分が選ぶ方向性と同じ道を選んで戦っている人がいるんだ、この人も頑張っているから頑張ってみようそう思える存在がいるかどうかは人生においてとても重要だなあと感じています。

ということで、尊敬できるひとをみつけるという話は以上になりますが、最後に少しだけ私の例を綴っておきます。

私はミーハーな人間なので、芸能人の人から元気をもらうことが多いです。これは前の記事でも書いているのですが、私は新垣結衣さんとSixTONESの松村北斗さんが好きでよく雑誌やSNSなどを観ることが多いです。もちろん、芸能人の方なので見ているものがすべてというわけでもないですし、別世界の人ということは重々承知していますが、私にとっては心の支えになっていることが多いです。

例えば、新垣結衣さんは高校生の頃からずっと好きですが、10代の頃から現役バリバリでお仕事を続けているかっこいい女性というイメージです。今はご結婚されて仕事もセーブされていますが、30代になっても第一線で活躍され、ひとつの仕事を長く続けている事自体、すごいなあと感じます。特に、超人気の芸能人であれば一般人の想像以上に、結婚や出産といったプライベートなことに対しても周囲からのプレッシャーもあると思います。そういった中でも、ずっと同じ仕事を続けて活躍されている事自体本当に素敵すぎます(こんな視点で見ているのもおこがましいですが・・・)。

SixTONESの松村北斗さんはまだファンになってから浅いですが、「地元の同級生がみんな結婚している…」みたいなことを言っていたときに、もしかしたら同じような悩みを持つこともあるのかなあと感じた時がありました。その真意はわからないですが、やはりどんな立場の人であろうと自分が選ばない道を一度は立ち止まることはあるのかなあと考えたら、それを踏まえた上で「アイドル」として色んな人に元気を与えてくれるお仕事を選び、「SixTONES  松村北斗」として活躍してくれていることに感謝しかないなあと思いました。

さて、最後めちゃめちゃ話がそれてしまいましたが、私と同じような悩みについて抱えている方がいたとき、その苦しみは決してそのひとだけではないんだと思えるようにここに残しておきたいと思います。最後まで読んでいただきありがとうございました。



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