悩みの火種はあなたの中に

最近、20代の子供さんを持つお母さんの悩みを聞く機会が重なりました。

詳しくは書けないけど、仕事や学校でつまづいてしまって、足踏みしている状態の子供たちについてのお悩みです。

それでお子さんの宿命をそれぞれ見させていただいたら、不思議なことに共通点があった。

その子たちみんなが「親のサポートを必要としない宿命」だったのです。
（いわゆる子丑天中殺）

この「親のサポートを必要としない宿命」の人たちは、自立心が強くて大器晩成の運気。若い時の苦労や下積みによって、後々大きな花を咲かせると言われている。

わたしもその運気の人なのでなんとなくわかるんだけど、必要な時は最低限のサポートをしていただけるとうれしいけど、あとはちゃんと自分で考えるから放っておいてください、という感覚。

だから、お母さんたちが悩む気持ちもわかるけど、前になかなか進めず足踏みしている子供たちのことを今は熟成期間だと思って、できればそっとしてあげてはどうかとお伝えした。

だけど、もっと本質的なことを言うと、お母さんたちの悩みの原因は子供にあるわけじゃない。

子供によってその悩みがもたらされたというよりも、もともとそのお母さんたちの中に眠っていた悩みの火種が、お子さんという相手をきっかけにくすぶり始めただけにすぎないのだ。

子供さんを見て、どう感じるの？
何が心配？

ベクトルを自分に向けて、悩みの火種を探してみてほしいと思います。

悩みの火種が、自分が頑なに握ってしまったマイルールだってこともある。
そうなると、マイルールを見直してみることが必要かもしれないから。

残念だけど、相手を変えることはできない。

だけど自分は変えていけるし、その結果、相手が自然に変わってきた、ってこともあるなと感じています。