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5月2日は八十八夜、煎茶のおいしい入れ方
八十八夜は立春から数えて88日目、
今年は5月2日となります。
八十八夜に摘んだ新茶を飲むと
病気にならないという言い伝えがあったり、
新茶は二番茶に比べてカフェインやカテキンが少なく、
旨味成分と言われるテアニンを多く含んでいます。
美味しく身体に良い新茶、
旬の時期に味わいたいですね~。
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そこで、今日は煎茶の正しい淹れ方を
紹介したいと思います。
最近は急須からお茶を淹れる機会も少なり、
意外と知らないという方もいらっしゃる様です。
おいしい時期においしい新茶をおいしく淹れて
お茶の時間を楽しみましょう♪
1. 人数分の茶碗に沸騰させた湯を注ぐ
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これは器を温めるとともに、湯の温度を下げ、
湯の量を量るためです。
煎茶の場合70~90度が適温です。
茶碗に注ぐ事で、湯の温度は90度位まで下がります。
2. 茶を人数分急須に入れる
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湯を冷ましている間に茶を急須へ入れます。
1人分は約2~3gとしますが、
5人以上の場合は1人分2gと少なめに。
逆に1人の場合は3gと多目にします。
3. 茶碗の湯を急須に注ぐ
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お茶は茶葉の量のだいたい4倍の水を吸収する為、
その分を見込んで湯を用意します。
4. 蓋をし1~2分待つ
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葉が8~9分目開いた頃が一煎目を出すポイントです。
5. 廻し注ぎ(少量ずつ数回に分けて注ぐ)する
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廻し注ぎは「1→2→3」と注いだ後
「3→2→1」と戻り、これを繰り返します。
急須にお茶が残らないよう最後の一滴まで
注ぎ切る事が大切です。
6. 茶碗の底を布巾で拭いて、茶托にのせる
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おいしいお茶が入りました!!
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最後までご覧いただきありがとうございました。