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とにかくQOLを向上したい人の釧路帰省2024春

ぽなちん a.k.a.   元釧路の妖精だ。




育休もそろそろ終わるってことで、ちぃとばかし地元釧路に帰っていたのである。
今回はただただ釧路で食いまくったってだけのお話であるが悪しからず。


釧路 といえば 蕎麦


ってのは今までに2億回くらい言及してるんだけど、詳しくはこちらを参照。



上の記事でもあるように、釧路には至る所に蕎麦屋が乱立してて、特に東家っていう蕎麦屋がどの方角にいこうとも存在する。北に進んでも南に進んでもどっちに転んでも東家。
しかも釧路ってのは別名『霧の街』。ゼルダの伝説で言ったらコログの森くらい霧が深くてやみくもに歩いてたら何件もの東家が突如現れるから方向感覚バグって一生同じ東家の周りをグルグルと彷徨う羽目になる。釧路では人間も歩けば東家にあたるっていうことわざもあるくらいにどこもかしこも東家なわけ。



そんな東家の元締めが竹老園 東家総本店


今回釧路帰省の蕎麦第一号は竹老園。
ここの蕎麦食わなきゃ釧路の蕎麦は語れない。



さすがは総本店、箸からかなり気合いが入ってる。
これを見よ。
竹老園必殺 『箸はどこへ消えた?』 通称箸どこ
テーブルに箸が、箸がないのである。

初見殺しの箸どこ




じゃーん。
こちらにございます。

箸どこですか?とか店員に聞かないように




竹老園といえばそば寿司
蕎麦を海苔で巻いた寿司。
蕎麦は甘酢が効いていて、アクセントに生姜も入っていてこれがまたうめぇーんだ。

いつか作ってみたいものの一つ




蕎麦はあったかい気分。
3月下旬、関東の15度前後と比べて釧路は最高気温2度とかだからマジで冬。
かしわ(親鶏)が食べたくて、かしわそばにしようかと思ったけど贅沢に海老天かしわに。
竹老園の胡麻油は無量寿胡麻油で、揚げ油にも無量寿を使っているからめちゃめちゃ良い香りでコクが半端ない。

海老天サックサク



オット氏は蕎麦屋でいつも冷と温どっちも頼むんだけどまじでその胃袋羨ましい。
そしていつもなぜか一杯目は冷で、二杯目は一杯目を食べ終わる頃に時間差で温をおかわりで頼んでいてなにかこだわりがある様子。

今回の冷は無量寿そば
蕎麦につゆとネギと海苔と卵黄とわさびと無量寿胡麻油のぶっかけスタイル。

この残りジルに蕎麦湯入れてすするのが最高にうまい



二杯目の温は親子そば
たまごとーろとろ。

さすが総本店、やっぱ蕎麦が完成されているんだよなぁ。
蕎麦のうまさは勿論、お出汁のききかたといい、ジルの甘さといい、かしわのうまみといい、とにかく完成度が高い。
釧路にきて蕎麦食べるなら竹老園いっておけばまず間違いない。



さて、釧路は蕎麦に限らず色々とソウルフードがあるんだけど、B級グルメもかなり豊富なんだよね。

その一つがインデアンカレー
発祥は帯広なんだけど、釧路には2店舗ある。
だいたいスーパーの横にくっついてる。
まず店の入り口からしてインドの家そのもの。
インドの家しらんけども。


お家で食べたいのでテイクアウト。
インデアンカレー、店で食べるよりテイクアウトする人の方が多い説。
テイクアウトのカレーを待っている間もテイクアウトに次ぐテイクアウトのおじさん現象がおきてインデアンあさひ町店の店内がテイクアウトおじさんでいっぱいだった。


スタンダードなインデアンカレー中辛とエビカレー大辛。辛さが5段階選べるんだぜ。
甘くて素朴でどこかホッとする味。大辛は結構辛くてかなり好みだった。
釧路民のカレーといえば、おふくろのカレーの次にインデアンカレー。




あともういっちょB級グルメ。
ジョイパックチキン 通称ジョイチキ
釧路のB級グルメ語るならジョイチキのカレーチキンは外せない。
カレー味のケンタッキーと思ってもらえば良い。
店でも食えるがこちらもテイクアウトで。


これがカレーチキン。
結構ガッツリ目の味付けでご飯が欲しくなる感じ。
カレー味っちゃうまいのよ。


こちらはジョイチキのニュースタンダード、ジョイチキ。
意味わかんないと思うけどマジでジョイチキって名前だから。
圧倒的にジョイチキのカレーチキンより知名度低いのにジョイチキって名前だから。
言ってることよくわかんない人はジョイチキの公式ホムペ見てみて。
のり塩味の骨なし唐揚げだよ。
私も初めて知ったし初めて食ったけどめっちゃ美味かった。家でも作りたい。

のり塩味のザンギ



お昼に行った竹老園のそば寿司はテイクアウトもできるので持ち帰ってきた。



お家でもそば寿司を楽しめます。



ほんと釧路の緑色の蕎麦って美味しいんだよなぁ。


そして釧路のおみやの定番、かど屋のつぶ焼き。
まじでこれ大好き。つぶがめちゃめちゃ大ぶりでチョーうまい。
つぶの尻尾(尻尾?)までツルッととれると嬉しいよね。でも尻尾取るの下手すぎて6個中5個千切れた。
後から食べ始めたオット氏が、貝の先っちょから真っ直ぐ爪楊枝入れて回すと上手にとれるって教えてくれたけど食べ終えた後だったからもっと早く知りたかった。

1人につきつぶ6個ずつ食べました




翌日、蕎麦第二号は 東家若竹分店
広い座敷で居心地が良い。



お蕎麦を待っている間、蕎麦をすする練習をするぽなちん。

やっぱ練習しとかねぇとな



さて、今回の釧路帰省ではかしわを存分に味わいたいと心に決めたぽなちん。
迷いの末、かしわ蕎麦に海老天のっけてそれを更に卵でとじるという最強のメニュー、種込み蕎麦に。
好きなもん全部載せ!みたいなわんぱくメニュー。言わなくてもわかると思うけど超超超チョーーーーうまい。
若竹のかしわは、親鶏と若鶏どっちも使ってると思うんだよなぁ。コリコリした固い鶏とふっくら柔らかい鶏がMIXされててどちらも楽しめて、優しくてすごく好き。
海老天がめっちゃデカくてプリプリで食べ応えあってかなりうまかった。

まじでこの蕎麦最強すぎひん?


オット氏の一杯目 冷やしたぬき
具は天かすだけという超シンプル。だがそれが良い。




おかわり二杯目は種込み。
あんまり2人同じメニューって滅多に頼まないんだけど、どうやらぽなちんに影響されたようだ。

こんなわんぱくメニュー、頼むしかないよねぇ




この日の夜は久々に夜遊びもした。
夜遅くまで息子を見ててくれたママとばあちゃんありがとう。
ちなみにこれはオット氏の友達がすごく良いタイミングで作ってくれたダブルラーメン塩
ダブルラーメンといえば醤油ばっかり食べてたけど、塩もうまいって新発見だった。
2人前を3人で分けて量もめちゃめちゃ丁度良かった。(ダブルラーメンって1袋2人前入ってる謎仕様なんだよね)
それにしても酒飲んでるときに食うインスタント麺ってなんであんなにうまいんだろ。

仕上げにラー油垂らすアレンジが憎いね〜



さて釧路最終日。
今日も懲りずに蕎麦ですよ。
かなりの二日酔いにも関わらず、頑張ってちゃんと起きて行った。朝起きてあまりの具合悪さに諦めかけたけど、心を奮い立たせてなんとか行った。
なぜなら帰りの飛行機は15時の便だから。荷造りもしていない。時間がない。ここで無理しないでいつ無理する?


そんな私たちが最終日に選んだのが 東家ぬさまい



東家ぬさまいは甘さも塩っぱさもガツンとくるタイプで、人間の欲望のまま作ったような蕎麦が食える。甘くて味濃いめが好きな釧路民のハートを鷲掴みにするのがここぬさまい。
二日酔いにはもってこい。


さっぱり冷たい蕎麦が食いたくて冷やしたぬき
ここのたぬきは天かすだけでなく海苔、ネギ、わさび、貝割れ、卵黄がのっててなんとも豪華。



さっぱりしたものを欲していたとはいえ、かしわも食べたい。
しかも二日酔いでカリカリに干からびている胃袋にあったけぇー食いもん入れてやりてぇーんだ。

そんな時には 抜き だ!
抜きってのは蕎麦なしのかしわ蕎麦。オット氏みたいに蕎麦二杯は無理だけど、ジルも飲みたいんだよ...というときに抜きはもってこい。
しかもただのかしわ抜きじゃなくて親子抜きにした。つまり親子蕎麦の蕎麦抜きね。

抜きについてはこちらの記事をご参照に

ぬさまいは味も濃いめだが、かしわの旨みもめっちゃ濃ゆい。ジルの表面には目に見えるくらい真っ黄色の鶏油が浮いていて、かしわの歯応えも半端ない。ほんとぬさまいのかしわ好きだわ。



一方オット氏の一杯目は無量寿そば。
無量寿好きねぇ。


そして二杯目はこんなにも二日酔いだというのに種込み。こんな日にわんぱくなメニューはいかがなものだろうか。どうやら前日の種込みがうますぎてリピートしたようだ。

欲望のまま食える胃袋羨ましい



そんなこんなで今回の釧路帰省は幕を閉じる。
充分過ぎるほど釧路の蕎麦とB級グルメを堪能した3泊4日であった。好き放題している間にちびぽなを見てくれていたママとばあちゃんには本当に感謝だ。




いいからとにかく誰か偉いヒト、ぽなちゃんを釧路の観光大使にして〜〜〜!!!!


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