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このコロナによる変化にも負けない人の頭の中【読書メモ】

今回のコロナような大きな変化が起きた中でも、逆にビジネスチャンスをつかみイキイキとしている人たちがいる。
そういう人達の頭の中はどうなっているのでしょうか?

大きな変化の波が起きた時、
その波に飲み込まれ溺れるよりは、
その波にうまく乗った方が人生イージーモードですよね。

マイクロソフトで、Windows95/98、IE3.0/4.0のチーフアーキテクトを務めた中嶋聡さんの新著「ニューエリートの時代」には、
今回のような大きな変化が起きた時にどういう課題があって、それにたいしてどう動いたか、
中嶋聡さんが実際に行った実例とともにその答えがたくさんつまっていました。

今日は、その中から特に大事だなと思ったところを共有していきたいと思います。

この本からのメッセージは?

Q.このコロナの変化の中でもイキイキと仕事をしている人はどういう人?
A.
ビジネスがどう変わっていくのかを理解していて、
ダメなアウトプットをすぐに出せて、
自分勝手でわがままワークスタイル、ライフスタイルに一直線な人。

1.ビジネスが変わることがチャンスになることを理解してる

まず、今回のコロナによってビジネスに起きる変化を理解してる。
今後ビジネスでは、より二極化が進んでいく。

具体的には、
IT投資、ITの恩恵を受けることができる企業とそうでない企業、
リモートワークができる人とそうでない人、
コロナの変化による進化圧に乗ることができるものと、淘汰されるもの。
この二極化は、今回の変化によってさらに加速していく。

ビジネスの本質は問題解決だ。
大きな変化に波に乗れず、困っている企業や人はたくさん出てくる。
そういう人たちを助けること、問題を具体化してそれを解決る手段を提供することはビジネスチャンスだ。

2.ダメなアウトプットをすぐに出すスキルが最強スキル

そしてそういう人は、時間をかけて最初からいい商品・サービスをつくろうとはしない。
ビジネスのアイデアを思いついたらその瞬間に、ダメな商品・サービスをいち早くつくって、いち早くリリースをする。
高品質な完成品ではなく、まずはプロトタイプ(試作品)をつくろうとする。

【プロトタイプのルール】
①すぐに作り始め、即完成させてリリースをする
②プロトタイプの目的はフィードバックをもらうこと
③そのフィードバックで商品・サービスを改善していく

つまり、人は具体的なものしか理解できない。
口で説明するアイデア、まだ実行していない紙の上だけの計画のような具体的なカタチがないものに対してはうまいフィードバックをすることはできない。
適切なフィードバックがないものはビジネスとして成功するのは難しい。

短い時間でダメなプロトタイプをつくって即リリース、
もらったフィードバックでPDCAを何回も回すことで、
最終的に独自で唯一無二の商品、事業にしていく。

3.必要なのは"自分らしさ"ではなく”わがまま"の追求

そして、仕事には”自分らしさ”は持ち込まない。
そもそもイキイキと仕事をしている人はそもそも”自分らしさ”をあまり考えない。
しいて言えば、目の前の状況や目的に応じて常に変化しくことが”自分らしさ”だと思っている。

ビジネスのアイデアが生まれるのは、
"自分らしさ”からではなく大きな変化の中にある目の間にある困った問題から。

そして大事なのは今の”自分らしさ”を守ることではなく、
自分の中のアイデアをカタチにしたプロトタイプをつくること。

そういうワークスタイルを自分勝手にわがまま、一直線に進んでいく。

結論

コロナのような大きな変化は、チャンスにもなる。
それをチャンスにするための考え方はこの本で手に入る。

大きな変化の波が起きた時、その波に飲み込まれ溺れるよりは、
その波にうまく乗ろう!

【まとめ】
✅ビジネスが変わることがチャンスになることを理解してる
✅ダメなアウトプットをすぐに出すスキルが最強スキル
✅必要なのは"自分らしさ"ではなく”わがまま"の追求

◻️【読書メモ】オススメ本(マガジン)

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