アジア国と日本の時差の話
ウイルスの影響で外国への行き来がほぼできない状態が続いて早数か月。
色々なことを考えていた中で、ふと「時差」のことで気になったことについて調べてみたのです。
今回は「時差」のこと、特にアジア国との時間差のことについて調べたことをここでご紹介したいと思います。
海外旅行
小さい頃から日本からの海外旅行といえばハワイやグアムといったリゾート国が最も人気であると思っていました。
実際に海外旅行のお土産といえばマカダミアナッツチョコレートが主だったような気がするのですが、ここ数年お土産の多くがコチュジャンや韓国化粧品などに変わったことで
「人気の旅行先は韓国や台湾になったのだな」ということを実感するようになったのです。
そして多くの旅行者が口を揃えて言うことが「韓国や台湾だと旅費が驚くほど安い。そして近い」と。
近い...
そういえば韓国や台湾との時差ってどれくらいなのだろう?
と思ったところで時差の事について調べてみることにしたのです。
時差
時差について調べたところ、驚くべきことに
韓国(大韓民国)と日本には時差が無いということを知りました。
参考⇒ 韓国
今更でしょうか?
私が無知だっただけなのかもしれませんが、時差が無いということには結構驚きました。
ちなみに
中国や台湾の場合、日本の方が1時間進んでいるようです。
参考⇒ 中国、台湾
台湾や中国の時差には納得しましたが、なぜ韓国とは時差が無いのかということについて調べると、驚くべきことが次々と出てきました。
昔は32分の時差があった
なんと1908年に韓国が標準時を制定したときは、
日本と韓国には32分の時差があったのだとか。
ところが何度か子午線の変更を繰り返していく中で、
1961年には日本と韓国、両国の標準時子午線を東経135度に統一したそう。(※理由は、日本と韓国に駐留の米軍が共同軍事演習等の都合上、時刻を統一したとのこと)
要は、過去には子午線の変更を繰り返していることから
今後また韓国とは時差ができる可能性もあるということが記載されていました。
参考⇒ 韓国標準時、なぜ韓国は日本と同じ標準時、韓国と時差がない理由とは?
私は海外旅行をしたことがないためわからないのですが、「時差」をもし目で確認するものだとすれば、韓国や中国、台湾あたりの旅行であれば時差ボケは起こりにくいのでしょうか。
そして時差を調べているとわかるのですが、時間って結構曖昧なものなのですね。
私たち日本人は、待ち合わせ場所へ数分早く行くか数分遅れて行くかの違いで口論になるほど、時間は重要視されているような気がします。
そんなことを考えていると、時間にとらわれない生活を好んでいる方ほど海外旅行や海外生活には向いているのではないかと思いました。
逆を言えば、時間にとらわれる生活が嫌になった方は、海外へ行ってみるのもいいかもしれません。
「今、日本は〇時なのだな」と外国の土地にいる時に考えたり、飛行機で行き来しているうちに細かな時間などどうでもよくなりそうです。
東経135度の地
ここで写真(しかもカラー)を公開するのは初めてなのですが、ちょうど東経135度の地である兵庫県明石市にある明石市立天文科学館の写真があったので載せておきます。
iPhoneで撮影したもので、この1枚しかありませんでした。
昨年の9月に撮影した写真です。
ちなみに明石市立天文科学館を目の前にして写真を撮るには「明石駅」ではなく、山陽電気鉄道の「人丸前駅」という駅で撮影をしなければなりません。(実際にこの写真は人丸前駅で撮影したものです)
かなりのSEIKOマニアであれば、この時計台を一度は生で見たいと思うのではないかと思います。
この時計は実は3代目だそうです。
初代は1960年に設置、1978年に2代目の設置が行われたのですが、1995年に阪神淡路大震災があり時間が止まってしまいました。
1997年には3代目が設置され、今に至るということです。
2代目については、神戸学院大学にて保管されているようです。
詳しくはこちら⇒ 塔時計のスペック
※このカラー写真について、今後都合が悪くなるようなことがあれば取り下げることもあるかもしれません。
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