冬瓜
「冬瓜って栄養はあるの?」と聞かれたので、調べてみることにしました。
今が旬の野菜ですが、みなさんは今年はもう食べられましたか。
冬瓜とは
冬瓜(とうがん)とはウリ科つる性の一年草で、雌雄同株の植物です。
冬瓜という名であるにも関わらず旬は7~8月頃の夏。
夏に収穫され、冬まで貯蔵することができることから冬瓜と呼ばれているのだそう。
熱帯アジア、インド、東南アジアを原産とし、日本へは古代中国から渡来したようで、主に宮崎県、茨城県、愛知県で栽培されているようです。
栄養素としてはカリウムを多く含んでおり、余分なナトリウムを排出して血圧を正常に保つ働きをもたらしてくれるそう。
腎臓で老廃物の排出を促す作用もあるので、むくみの解消や高血圧にも効果を発揮。
肌の健康維持に役立つ、ビタミンCも含まれていると言われているようです。
栄養はあるの?
冬瓜を煮てあんかけにした料理をした翌日、必ずと言っていいほど冷蔵庫に結構な量が残っています。
それを私は全てたいらげるのですが、毎回思うのが「これ以上胃もたれしない料理はあるのだろうか?」と。
夏バテする方や、ダイエット中の方にもいいのではないかと思うほどです。
しかしこの料理、どうやら父はあまり好きではないようで。
キレそうな表情をしながら
「冬瓜って栄養はあるの?」と聞いてきたのです。
栄養ね......確かになさそうだな。
そう思いながら、今回調べてみたのでした。
一応カリウムとビタミンCを含んでいるということで、むくみが気になる方にはいい食材であるかもしれません。
栄養はあるのかと問いたくなる系統の野菜だと、きゅうりなんかも似た類に値するような気がしたのですが、きゅうりの方はビタミンKも含んでいるようですよ。
ところで、今年の夏はきゅうりが不作のような気がします。
食料品の店に行くと「きゅうりは販売していません」という謎のポップを何度も見かけました。
2000年代頃までは、きゅうりこそ激安の食材として、必ずといっていいほど冷蔵庫に入っている食材だったような気がするのですが。
明らかに環境が変わってきていることを実感します。
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