HSP対策について~番外編~
以前 HSP対策について という記事を書きましたが、今回は番外編です。
更にもう少しだけ深く考え、そしてHSPの要素の中に入れてしまうのはどうかと思うような微妙な内容についても今回はご紹介しています。
HSPに当て嵌まるかどうかは別としても、気づきや対策方法として参考になるような項目があれば幸いです。
時計は不要
前回「秒針の音が気になるから時計は部屋に置かない」という旨について触れたと思います。
しかし、更に深く考えてみると秒針の音だけが理由だったわけではないようです。
もちろん秒針の音は苦手ですが、それに加え
時計という現実感のあるものが部屋にあると落ち着かないという、これまた秒針音の次に謎の現象にとらわれるようになったから部屋に時計を置かなくなったのだ、ということを思い出しました。
確かこのことに気付いたのが中学生になった頃だったのですが(長い間忘れていました)、朝は目覚ましを設定して起きなければならないので、この頃はまだスムーズ秒針の時計を置いて過ごしていました。
しかし高校生になったと同時に携帯電話を手にしたことにより、置き時計や掛け時計を完全に部屋から排除することに成功したのです。
たまたまではあったのですが、携帯電話という端末ひとつにより私の精神は助けられていた部分があったようです。
鏡は隠す
前回は触れていませんでしたが、
私は鏡があまり好きではないということを思い出しました。
というのも中学生になった頃から毎朝鏡を見るようになり、
顔を見ては自分の顔ほどこの世で醜いものはないと感じるようになり、知らずのうちにそれが私の精神のどこかを削っていました。
(※小学生の頃までは鏡を見ていたような記憶がありません)
そこで考えたのが
部屋にある鏡は伏せることでした。
これもまたかなり単純なことなのですが、かなり効果を発揮したようで容姿のことなど一切考えなくなりました。
顏やスタイルなど、容姿のことばかり考えてしまうという方は目の前に鏡を置いていませんか?
完全に伏せたり隠してしまえばそのようなことは考えなくなるかもしれません。
ただ最近、非常に魅力的な鏡を見つけてしまい買うか迷っています(買うだけ買って普段は布でも被せておくか、どうすべきか......)。
テレビから逃げる
こちらもやはり中学生くらいからだったと思います。
テレビを長時間観ていると不安を感じるという謎の感覚があることに気付きました。
同じ感覚を持つ方はいるのでしょうか。
さすがにこの項目に関してはHSPは関係が無さそうです。
情報が入ってくる量が多い、観たくもないのに観ているとただの煩い物体であるということに気づき、テレビのない空間に逃げるようになり私は元気になりました。
しかし最近はテレビ自体を購入しない若者が増えていると耳にし、ちょっと嬉しかったです(そのような方は代わりにネットで動画を観たりなどしているそうですよ)。
ここまできて思うこと
ここまで話していて気付いた、いずれの項目にも共通していたことは
“中学生頃から”ということでした。
この頃に一体何があったのかということについて改めて考えてみましたが、恐らく
思春期を迎えて自我が強くなったのでしょうね。
今までどこか自分の中に隠しがちになっていた物事が、全て表に出てくるようになったのだと思います。
私は両親など人間を相手にした反抗期というものは一切無かったのですが、もしかしたら
反抗相手は自分を取り巻く環境(しくみ・物)だったのかもしれません。
自分でも話していて意味不明になってきましたが、読んで下さっているみなさまからしてみればもっと意味不明かもしれません。
しかし「何となくわかる」という要素が少しでもあれば嬉しいといいますか、妙なところで共通点が見つかり面白いですね。
次の記事⇒ 女の子ふたりの物語