我が家の教育方針 〜人権教育を大切にしている理由〜
どちらかというと、
教育熱心な家庭だと思います。
でも我が家の教育は、
学力的なものではないのです。
学校の宿題以外に勉強しなさいと言ったことは一度もないし、
これからも言うつもりはありません。
娘に願うことは
「心豊かな人になってほしい」ということ。
すごく抽象的な言い方なので
心豊かな人ってどんな人だろう?
と思いますよね。
人それぞれ違うと思いますが、
わたしが思う心豊かな人は、
『相手のことを理解はできなくても、
否定することなく受け入れられる人、
理解しようと努力する人、尊重できる人』
もっと短く言うと、
『多様性に富んだ社会や人々を受容し、
尊重できる人』
です。
これは、わたし自身がそうありたいと思っていて、
さまざまな価値観、地域、
立場に置かれている人たちについて、
本を読んで勉強している最中です。
世の中にはいろいろな人がいて、
その中には調べないと知ることもなかったような、
さまざまな状況に置かれている人たちがたくさんいます。
とにかく知ることがとても大事だなぁと日々感じています。
そして何か感じたり思ったときに、
「ほんとうにそうなのかな?
これは長年の常識という偏見で作られた見方になってないかな?」
と自分の考えに疑問を持つこと。
「一方ではそう見えるけど、他の見方をするとどんなことが考えられるかな?」
と物事を多面的にとらえて考えるクセをつけること。
これも大事。
7歳の娘には
今はまだ難しいことは言わずに、
「自分の気持ちも、相手の気持ちも、
どちらも大切にできる人になってほしいな
まずは自分の気持ちを大切にして、
それと同じように
相手の気持ちも大切にしてあげようね」
と伝えています。
相手の気持ちを想像するようになると、
気持ちがわからなくても
相手を尊重したり、寄り添うことができる。
人のことを考えたり優しくするのは、
自分の心が安定していないとできません。
そうでないと自己犠牲になってしまう。
人に優しくするのは、
相手のためだけじゃない。
自分を好きになる、
自分が満たされるために、
人に優しくするのでいいと、
わたしは常々考えています。
つまるところ、
心豊かな人になってほしいと願うのは、
長い人生を
安定した心で
しあわせな日々を過ごしてほしいから
これに尽きます。
以上が、
我が家で人権教育を大切にしている理由です。
ただ、わたしはものすごい説明下手なので(汗)
絵本の力を大いに借りています!
絵本を読みながら、娘と一緒に勉強しているかんじ。
絵本で人権教育、ものすごくいいですよ!!
おすすめの絵本についても、今後紹介していきたいなぁと思っています♩
読んでくださってありがとうございました*
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