2020年6月の記事一覧
中野香織『「イノベーター」で読むアパレル全史』 読書メモ
イノベーター。ファッション・アパレル界隈では、そうした突出した革新者の出現によって、それまでとは違った世界が出現する。
ファッション。人の姿を象る。実用なのか、夢なのか、華やかなようでいて、泥臭い業界でもある。
コンサルタントとして、2013年からファッション業界の裏方、サプライチェーンや e コマース周りの支援をしてきた。製造、製薬、消費財、小売り、金融、総合商社、様々な業界、業種の仕事をし
CG × ファッション CGWORLD 4月号の第二特集
CGWORLD の第二特集のCG × ファッション特集。昔は、CGの世界とファッションの世界は、完全に分断されていたけれど、昨今のグラフィック性能の向上とCGの活用範囲の拡大によって、リアリティが求められる。その結果なのか、現実の服作りにおいて、3Dデザインが浸透(侵食の方がイメージが近い)してきた。
3D を使ったデザイン。1990年代に自動車産業が、3D CADの導入を始めた。僕の本業で、そ
032c の トランプ-バレンシアガ コンプレックスを読んで考えたこと
ベルリンの032cのマガジンに掲載されていた記事を読んで考えたことを書いてみる。この記事は、ヒト・シュタイエルの作品とケンブリッジ・アナリティカを引き合いにし、トランプとブレグジットキャンペーンがファッションから学んだことを示している。話題の中心はソーシャルメディアに。
ソーシャルメディアは新たな民主化のプラットフォームとしての仕組みを提示する。民主的に見えるソーシャルネットワークの仕組みは、そ