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遂行機能とメタ認知の違いとは?

こんにちは、さつきです!今日は脳の働きについて、ちょっと深掘りしてみようと思います。遂行機能とメタ認知、皆さんも耳にしたことはあるかもしれませんが、具体的にどんな違いがあるのか?どちらも日常生活や仕事で大事なスキルですし、分かりやすく解説していきますね!


遂行機能って何?


まずは遂行機能について。これは「目標を達成するためにどう行動するか」をコントロールする能力のことです。簡単に言うと、何かをやり遂げるために計画を立て、実行し、途中で修正が必要ならそれを調整しながらゴールに向かう力です。遂行機能がしっかりしていると、仕事や生活の中で効率的に物事を進められるんです。


例えば、仕事で新しいプロジェクトに取り組むとき。まず何をすべきか、どんな手順が必要かを考え、必要な資源や時間を割り当て、計画を進めていく。もし途中で予定通りにいかなかったら、または新しい情報が入ってきたら、計画を調整する。この一連のプロセスが遂行機能です。


遂行機能がしっかりしている人は、目標に向かって冷静に計画的に進めることが得意で、柔軟に対応できるので、効率的に仕事をこなすことができるんですよ。


ポイント: 遂行機能は、目標を立て、計画を実行し、途中で必要に応じて修正していく力!


メタ認知って何?


次に、メタ認知です。これは「自分の思考や行動を客観的に見つめ直す力」のこと。簡単に言うと、”今、自分は何をしているのか?”を振り返る力です。メタ認知が高いと、自分の考えや行動を冷静に観察し、うまくいっているか、間違いがないかを確認できるんです。


例えば、仕事の途中で「今この方法でいいのかな?」と立ち止まって考えたり、勉強しているときに「このやり方じゃ覚えにくいな、他の方法がいいかも」と思ったりしますよね。これはまさにメタ認知を使っている瞬間です。


メタ認知が高い人は、自分のミスに気づきやすく、早めに修正することができるので、結果的に成功率も上がります。そして何より、自分の成長を意識して改善していくことができるので、自己成長のサイクルを回し続けることができるんです。


ポイント: メタ認知は、自分の思考や行動を振り返って改善する力!


遂行機能とメタ認知の違い


遂行機能とメタ認知の違いを、もう少し具体的に説明しましょう。


遂行機能は、何かをやるための「計画・実行・調整」の力で、メタ認知はその「振り返り・評価・修正」の力です。遂行機能が物事を前に進める力だとしたら、メタ認知はその過程を常にチェックして、必要があれば改善する力と言えます。


例えるなら、遂行機能が会社の「プロジェクトマネージャー」なら、メタ認知はその上司である「監督者」。プロジェクトマネージャーが進行を管理しながら動かしていくのに対して、監督者はその動きを見守り、時には「もっと効率的なやり方があるよ」とアドバイスしたり、修正したりします。


遂行機能は進む力、メタ認知は振り返って正す力!


遂行機能とメタ認知を高めるには?


遂行機能とメタ認知、どちらも鍛えることで、より効率的で充実した生活が送れます!そのためには、どうしたらいいか?いくつかの方法を紹介します。


1. 目標を細かく設定する: 遂行機能を鍛えるには、具体的で現実的な目標を持つことが大切。大きすぎる目標は分割し、小さな目標から達成していくことで、スムーズに計画が進められます。

2. 振り返りを習慣にする: メタ認知を高めるには、定期的に自分の行動や進捗を振り返る習慣をつけること。たとえば、1日の終わりに「今日の自分はどうだったか?」と自問するだけでも、改善点が見つかりますよ。

3. フィードバックを大事にする: メタ認知力は、自分一人では気づきにくいこともあります。だからこそ、他人からのフィードバックをしっかり受け取ることが重要です。


遂行機能とメタ認知を意識してバランスよく使っていくことで、さらに成長していけるよ!


まとめ


遂行機能とメタ認知、どちらも日常生活や仕事にとって大切なスキルです。遂行機能で計画的に進め、メタ認知で自分のやり方を見直す。この2つの力が合わさることで、私たちは目標に向かって効率的に進み、成長し続けることができるんです!


皆さんもぜひ、遂行機能とメタ認知を意識して生活してみてください。どんどんスキルアップできますよ!

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さつき@言語聴覚士 フォロバ100
これからも有益な情報の発信に努めてまいります。ふつつかですがよろしくお願い申し上げます!