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詩の作成日記

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2023年10月の記事一覧

時空絵巻 1頁

「無」

before

全ては無から始まった

目の前に広がる世界の全てが
そして空の彼方の幾万の星 そして幾億の銀河が
そしてこの命が この無の中に眠っていたのか

全てを含んだ深淵の深みは
その無とも言える微小な点に揺られていた
その無とも言える深淵は 限りのない遥か彼方へと結ぶ
無とは何も存在しないことを指すのではない
それは無限であるがゆえの無なのだ

たとえ空を見上げ
遙か先まで見渡そ

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終章 0

朝陽の果てにはきっと
光の届かない闇があるのだろう

この声は彼方に届いて
ここに届いてくれるだろうか

それは幾万の星々の歌声に乗せて
響き渡る調べ

呼びかけたのは
私の救いと助けを呼ぶ涙

これからの私
未来と過去の狭間で揺れ動く今

その時は星のように私の周回軌道上を巡り
いつかきっと 私に出会う

祈りを捧げるように
輝き続けている

それは 私の世界を照らす
星の光のように

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三章  「世界の行方」 10

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人々は神を測ろうとし
天地を識ろうとした

太陽から月日を見出し
時間という概念が生まれ

人々がその時間に支配されるまではそう長くはかからなかった
そう 概念は 思想は 人の運命さえも支配するのだ

地球とは何か 太陽とは何か
それを知るためには地平の彼方を眺め 太陽を見つめればいい

もしも世界の果てまで覗きたければ
己の心の奥の深淵を見つめればいい

そこは地球であると同時に

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三章 「世界の行方」 9

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人類が栄え始めた頃 大洪水が起こる
暖かな息吹は 氷河を溶かし
世界を水で覆うだろう
山々を嘲笑うかのように 海は大地を跨ぐ

人々はその打ち寄せる洪水の止まらぬ奔流に出会う
その時人は互いに手を携えることを知るだろう

人々は空と語らい 夜空の星々を枕にして眠る
神の話としてそれは動き出し 星座は物語を紡ぐだろう

安らぎから人々は空を観察し
苦悩から自然から法則を見出し

そし

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三章 「世界の行方」 8

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生命は死に絶えていく 氷が死体を覆う
それは死が降り積もっていくかのようだ
生き残るためには戦争が起こり
そして骨肉の争いの果てに 生き残った種族を
人は人類と名付けることになる

between
壮大にする。9に繋がる形にする。
少しばかり9から詩を借りて

生命は死に絶えていく
氷が死体を覆う
(それは)死が降り積もっていく(かの)ように(だ)

生き残るためには(戦争が起こり

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三章 「世界の行方」 7

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大陸は分裂し
世界は急速に冷えつつあった

温暖な世界が終焉し
極寒の世界が目の前に広まろうとしていた

人類は旅立たなければならない
生きていくために
命の旗を立てる場所を探しに
そして人類の旅が始まる

between

大陸は分裂し
世界は急速に冷えつつあった

地球の季節が移り変わろうとしている(温暖な世界が終焉し)
(極寒の世界が目の前に広まろうとしていた:同じことのくり

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第3章「世界の行方」 6

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太陽は旅をする
銀河の揺り籠に抱かれて

そしてきっと 旅の途中に
また別の銀河に出会うだろう

交わり 通過し 通り抜ける頃には
ほとんどの生命が死に絶えているだろう

生命にとって星という力ほど強大なものはない
だがその時 生命の樹が絶滅の果てに人類を導き出すのだろう

その時光は人類が生まれる前から放たれていた
人類がこの光を目にした時でさえ 宇宙はあまりに広く

そして人類

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第3章「世界の行方」 5

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銀河の中で響く光は 他の星々に影響する
それは水の波紋が広がる姿のようだ

それは焔の揺らめきが 火の粉が 広がるように
それは交響か 共鳴か まるで導き出されるのは音楽のようだ

between

銀河の中で響く光は
他の星々に影響する
(それは)水の波紋が広がる(姿の)ように(だ)

(それは)焔の揺らめきが 火の粉が 広がるように
(それは)交響するように(か) 共鳴するよう

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第3章「世界の行方」 4

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宇宙に散っていた欠片から
命が生まれる

宇宙の光は深海に光る灯のようだが
その深さは果てしなき深淵の奥底にある

光はまだ孤独であり 歌声もまだか細く小さかった
それらは散り散りになりながら 歌い続けている

大陸が生まれ 動き出し
そして一つの超大陸が生まれる

微細な生命は進化を遂げ 巨躯が森林に踊る
こうした生命の螺旋の渦が 人へと導いていく

星たちはより集い 渦を描き銀

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第3章 「世界の行方」3

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光の子達は果てしない宇宙を彷徨い 互いに出会い
そして渦を描き 新たな光を創り出す
この光は宇宙の果てからやってきた 星
太陽は光り出し そして地空が生まれる
止まない雨が降り続き 隕石と彗星が降り注ぐ
荒れ狂う海と大気の混ざり合う混沌の最中
神の秘められた奇跡が起こる
――生命が誕生する

between

光(の子)達は果てしない宇宙を彷徨い
互いに出会い (そして)渦を描き

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第3章 「世界の行方」2

before

過去はどこから訪れたのか
時の果てから過去は訪れたのか
それは光に運ばれてくる
それは時という名の揺り籠

星が一つ瞬き それは光と共に消えて
一瞬でしかない輝きが 光の粒となって闇に散る

between

(過去はどこから訪れたのか)
過去は訪れたのか
時の果てから
(それは)光に運ばれて(くる)

星が一つ瞬き (それは)光と共に消え(て)
一瞬でしかない輝きが 光の粒となっ

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第3章 「世界の行方」1

https://youtu.be/2m2_b6sjMXk?si=LQvbKslWEeUd7SpL

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それは星と共に始まった歩み
それは星の光と共に広がり紡がれる時

星の光がこの目に届くまでに
繰り広げられたそれは歴史

時は空のように広がり
そして海のように深まっていく

過去に何があったのだろう

その果てに
何があるのだろう

Between
これまでの流れから一変してシンプ

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「宇宙は果てしなく 無限へと続く」22

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あれは薔薇だろうか
いや あれは心臓だ

赤き血の廻る血流の如き力を漲らせるその中心に
青々と光る静脈の如き血流がある

それは紛れもない心臓であり
鼓動する星 命の躍動から迸る生命の息吹

それは翼を広げた鳥のようだ
いや あれは自由の女神だ

その心臓の地肉躍る内側では
血が漆黒に煮えたぎり 吹き出し
大地の胎動のごとく 吹き荒れる

岩石はそれにとっては塵に等しく
その凄まじ

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「宇宙は果てしなく 無限へと続く」21

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21

その時影が踊り狂う
赤い真珠の上を滑るように

手を取り合い 抱き合い そしてレクイエムを奏でる
照明のように舞台を照らし 彼らが奏でるのは滅びか 調和か
それすら嘲笑い 惑わすかのように 影は揺らめく蜃気楼のようだ

美しすぎる生は それだけで罪なのか
何ゆえならその一つの美しさがゆえに 万の王を滅ぼすのだから

そう―悪魔は花弁に魅入られ 滅ぼされたのだ
暴力的な旋律を

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