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私の鬱は早く来たミドルエイジクライシス?

どうも、助産師ぽこです。

みなさんは、
”ミドルエイジクライシス”という言葉をご存じでしょうか。

40代を過ぎると人生の中盤に差し掛かり、仕事もプライベートもある程度の経験を積んで、今一度、自分自身を振り返る時期を迎えます。
そこで、今までの自分これからの自分の狭間で、「このままでいいのか」と不安や葛藤を抱え、不安定な状態になることを指します。

私はYouTubeが大好きで、たいてい1日中なにかの動画を流しているのですが、
中でも『中田敦彦のYouTube大学』はよく見ます。
最近更新された動画で気になったものがこちら。
▼ミドルエイジクライシスとの向き合い方

こちらはサブチャンネル(トークをメインにしたチャンネル)で、
この中で中田さんは近況を語っています。

・なんでか仕事を休みたくなった
・動画の準備(勉強)がしんどい
・ただしゃべること(対談など)ならできる

2024年のはじめに、突然このような気持ちに襲われたそうです。

これ、聞いていてかなり共感しました。
私の鬱の始まりと酷似していたからです。

中田さんはミドルクライシスについてこのように語っています。

『ミドルエイジクライシスは、自分の中に物語が1個しかなかったことに起因するんじゃないかなと思う』
これまで、大きな目標を立ててそれに向かって進んできた人生だった。
その大きな目標っていうものが全て成し遂げられた後のような感覚。
根幹となる物語のコアがもうチェックされているかのような。
「叶ったじゃん」「叶わなかったじゃん」と思うタイミングが40代。

私は30代前半で、双極性障害という診断もついています。
根幹はもっと違うのでしょうが、
あまりにもきっかけが似ていて驚きました。

私の場合
・助産師になるという夢が達成した
・仕事がひと段落してこれまでの熱量を失った
・このままでいいのかとよく考えるようになった
・20代と比べて体の衰えを感じた(夜勤が辛くなった等)
・結婚をしてプライベートも落ち着いた
発症前、これらの考えが毎日ぐるぐると頭を駆け巡っていました。

そうして仕事へ行けなくなった。

『助産師になる』という大きな1本の柱(目的)が達成されて、次の目的を見失ってしまったのだと感じています。


また、色々と調べてみると、こんな記事を見つけました。

人生の後半を目の前にして、このまま人生を終えたくない、自分の好きなように生きたいという欲求が大きく膨らむ時期なのです。
いい意味での転換期になる場合もありますが、現状を大きく覆すことになりかねない危機的な時期とも言えます。

ひたすらに一生懸命やってきた人も、これまで流されるままに生きてきた人も、このままでよいのかと立ち止まる時期で、やり残したことがある人は、「自分はこんなものではない」と焦りを感じてしまいます。
また犠牲にしたことが大きい人は、「本来の自分自身を取り戻したい」という欲求を強くするのかもしれません。
こういった気持ちはどの年代にも存在するものですが、40代になると、体力の衰えを感じたり、職場での立場など先が見えてきたりすることによって、人生の後半を意識し始めます。それゆえに、「まだ、今なら何とかなる」「これを逃したら先がない」と、精神的に追いつめられやすいのです。

ミドルエイジクライシスを侮ってはいけない 40代になったら心がけるべき3つのこと | 自衛隊員も学ぶ!メンタルチューニング | 東洋経済オンライン


記事の中では、次のステップへの原動力に変えるために、3つの方法が記されていました。

①自分の気持ちに向き合う
➡「何を感じているのか」「どう思ったのか」「どうしたいのか」など、気持ちの動きや欲求に向かい合って、自分で自分を把握することが大切。

②価値観の見直しをする
➡「今、自分にとって何が最優先事項か」を自分自身で把握することが必要。
価値観を柔軟に変容させていかないと、精神的に潰れる原因になってしまう。

③新たな指標を立てる
➡「やりたかったこと」「やり遂げていないこと」に加え、「楽しい」「心地よい」などの要素も取り入れることが重要。
がむしゃらに突き進んできた前半戦とは違う「ゆとり」を取り込む。

同上

もし、これを読んでいる30代、40代の方がいたら、
この記事がいつか何かの救いになるかもしれません。
そうなったら嬉しいなと思います。



そして、中田さんは次のような方法でミドルエイジクライシスを乗り越えたそうです。

①自分の中で耳を澄ませて「やりたいことはなんだろう」と考える
②大きくても小さくてもちょっとワクワクする「予定を立てる」


自分を見つめても見つめても何かが出てくるわけじゃない。
少し先の予定を立てることが、自分を救った。
名声とか売上とか一切度外視したものがよい。


自分を見つめることに関しては、たくさんしてきましたし、今もしています。
でも、もしかしたらそれよりも”この先を見る”ことの方が抜け道に繋がるのかもしれないなと思いました。

たしかに、noteを書くことは、小さな目標だし利益にはなりません。
でも、楽しんでできています。
こういう小さな積み重ねが大事なのかもしれません。

正直、初めは「今が落ち着いてもまた40代でこういう症状がくるの?」と絶望してしまったのですが。
逆に今を乗り越えられたら、これからくるどんなクライシスも乗り越えられるような希望が見えたのです。

少しだけ先の予定を立てて、今日もなんとか生きていることに自分を褒めてあげて。
また明日を迎えたいなと感じた動画でした。


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