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辛かった2024年を乗り越えて

去年の今頃を思い出してみると。
本当に、必死で。
仕事に、生活にしがみついていたなぁと思う。

2023年の12月から徐々に不調を自覚し始めていたのに、一生懸命それに蓋をして。
転ばないように。倒れないように。
必死で立っていた。

なんとか現状を打破したくて提案した、夫との別居。

”ひとりになりたい”

自分のことで精一杯なのに、人のことまで頑張れない。
だけど一緒にいたら、どうしても何かしてあげたくなってしまう。

頑張れない。頑張っちゃう。頑張れない。頑張っちゃう。

その繰り返しがただただ辛くて。
ひとりになりたかった。

そのための行動は楽しかった。
夜勤明けで内見に行ったり、引越し業者と価格の交渉をしたり、新しくネットを引く手続きをしたり。
なんなくこなすことができた。
ここが、躁状態だったのだと思う。

そうして引越しを控えた2月の終わり。
突然体が動かなくなった。
死にたくて死にたくて、涙が止まらなくなった。

そこからしばらくのことは、あまり覚えていない。

毎日デバスを多量に飲んで。
朦朧とした状態で過ごしていた。
夫は仕事を辞めざるを得なくなった。
結局、あんなに離れたかった夫に、四六時中見守られる生活になった。
毎日、死ぬしかないと思って生きていた。
死ねるくらいに体を回復させるためだけに、生きていた。


そこから1年。
今日も私は生きている。

今でも、不安定になることはしょっちゅうある。

仕事がしたい!とやる気満々になるときもあれば、
あぁまた死にたいな…と鬱々とするときもある。

寛解にはほど遠いけれど、
それでも前よりはずいぶん良くなった。

2024年は、ひたすら自分と向き合い、治療に専念した1年だった。
それでもなんとか乗り越えて、新年を迎えることができている。
こうやってなんとなくでも、人は生きていける。
それがわかった年だった。


最後に、
辛かったときに親友がくれた言葉を置いておきます。


”今日も起きれた、はなまる。

風が気持ちいいとか
晴れてるな
雨降ってるなとか、

横になってる自分を責めないで、
ちゃんと自分のために休めてる、
はなまる。

なにができたからすごいじゃなくて
命があって今日も生きてるだけではなまるだよ

そのままでいいよ!”


#今年の振り返り

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