【読書】ライオンのおやつ/小川糸
今回は小川糸さんの作品です。『さようなら、私』に続いて2作品目を読んでみました。
人生の最後に食べたいおやつは何ですか
若くして余命を告げられた主人公のホスピスでの生活を舞台にしたお話です。
瀬戸内の素敵な島にあるホスピスです。
私は、死は誰にとっても恐怖であると思っています。表向きにはそう見せなくても、心の中では本心では皆不安なんじゃないだろうか。
そんな中、死を受け入れ、過去や周りの人や些細な出来事に感謝できることは素晴らしいことだと思います。
特に印象に残った言葉は、
『思いっきり不幸を吸い込んで、吐く息を感謝に変えれば、あなたの人生はやがて光り輝くことでしょう』
という言葉です。
自分にはどうにもならないこともある。それを受け入れて、感謝することができれば、人生は変わるんだと思います。要は感じ方、捉え方だと思います。
私は、人生の最後にどんなおやつを食べたいだろう。
いくつかのおやつが思い出とともに浮かんできたが、これという一つは思い浮かばない。
死が目の前に迫ってきたら、思い浮かぶのかもしれないなと思いました。
興味を持たれた方は、是非読んでみてくださいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました☆