【読書】砂嵐に星屑/一穂ミチ
久しぶりに読んだ感想を書きたいと思える作品に出会いました!
本作品は、大阪のテレビ局に勤める複数の人物が主人公の短編作品集となっています。
社会人として働いた経験のある方なら、主人公それぞれの悩みや苦しみ、それにどう向き合っていくかという内容に共感できる部分があるかと思います。
私には、めっちゃありました!
ただ、それだけだったら共感して終わってしまうかと思います。
しかし、この作品のそこまで優秀ではない主人公たちが関わる自分より出世したり活躍している妬み・羨みなどの対象である方々にも、それぞれの悩みや葛藤があること、そしてそれぞれが内に持つプライドや志のような強い芯の部分が垣間見えるのが、作者である一穂さんの素晴らしさかと思います。
自分なりの意志で、大変でも少しずつ前に進んでいこうという勇気をもらえる作品です。
気になった方は、是非読んでみてくださいね☆
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