【速読チャレンジ】読書#279「採用の教科書2 即戦力採用は甘い罠?」@一年365冊挑戦
いつも記事をお読みいただきありがとうございます。
2021年に習得した「速読」に基づき、2022年毎日投稿の読書メモになります。
お役に立てれば幸いです♪
【本日の書籍】
稲田行徳著「採用の教科書2 即戦力採用は甘い罠?~中小企業向け、求める人材像の設定編~」(2012・ビジネス・ベストセラー出版)
【書籍を選んだ目的】
採用の原理原則
採用の教科書1を読んで、さらに理解を深めるため
【ポイント(私が得たこと)】
中小企業のほとんどが行っている「中途採用」について、
中途採用のポイントをまとめた一冊です。
◆中途採用の理由を分析しよう
中途採用する理由は、
①仕事量の増大に伴う、増員
②欠員補充
の二つに大分されます。
著者は、この中の「欠員補充」に中途採用の成否が隠されていると言っています。
なぜ、「欠員補充」になったのか?
理由は、退職者がでたからです。
退職者は、なぜ退職したのか?
その理由をしっかりと分析して、離職率の低い会社作りが必要です。
◆中途採用=即戦力?
中途採用をする理由は、教育する時間がなく、すぐに同じ仕事をして欲しいからです。
「育てなくてもいい人材を採用しよう」という意図があります。
即戦力とは、
となります。
このような人材はなかなかいないのが現状であるにも関わらず、
それを求めて、中途採用するのは、ナンセンスであるといえます。
中途採用でも、教育や育成を考えて採用する視点が必要となります。
◆経験やスキルよりも大切なもの
経験やスキルよりも大切なもの
それは、、
人間力+会社の理念や価値観に共感すること
です。
人間力とは、
性格がよいこと=人から好かれることです。
経験やスキルは向上できるが、性格を向上させるのは、難しいです。
性格のいい人材を採用することが会社がうまくいくコツになります。
人に好かれる「いい人」の多い会社は強いです。
【感想】
非常に理論的でわかりやすい本でした。
性格重視で採用しようとしても、なかなか見抜けないのも事実だと思います。
性格は見抜けないから、スキルや経験を拠り所にして、採用活動をしてしまう。
欠員があったから、一刻も早く人が欲しいから採用してしまう。
このあたりが、採用で失敗する典型なのだと思いました。
読んだ日付:2022年9月18日
かかった時間:23分(208頁)
おわりに
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