見出し画像

子ども鍛冶屋職人!五寸釘からナイフをDIY【不登校サークル活動】

子どもが鍛冶屋職人に!?五寸釘からペーパーナイフをつくる

奥が深いといえば、こちらも奥深い職人仕事です。海水から薪ストーブで塩づくりの合間に、「道具づくり」もしました。

五寸釘からペーパーナイフをつくります。

七輪で真っ赤に熱してトンカチで叩いて形成。

鍛冶屋職人さん!

鉄が冷めてからは、ヤスリでペーパーナイフを削って鋭くしていきます。削りながら何度も新聞紙を切ってみたりして切れ味を確かめます。

子どもの職人ごっこもいよいよ本格的に・・・

ヤスリによる鉄の研磨に慣れてきたら、「100番のヤスリちょうだい」と、紙ヤスリの番号で指示をして仕事をしていました。

刃先を整えるのも個性が出ます。


ヤスリの番号は、数字が小さいものが荒く、この数字の意味は1㎠あたりの研磨剤の数を表しているそうです。木材、プラスチック、金属など素材によっても適した種類があるそうです。

紙ヤスリ
●粗目 #40~#100
木工作業のケバ取りなど、一番最初に使用するのがこのヤスリ。
●中目 ~#300
荒削り、ニス塗り前や、塗装前の木材に使用します。
●細目 〜#800
中目で研磨した後の仕上げ、表面ならし、表面磨きなど。
●極細目 #1000以降〜
もっとも細かい。艶出しにも。金属など。

道具はさらに使いやすくデザインを進化させます。次は、木の枝を使って握り手(柄)をつくります。

鉄+木の枝でペーパーナイフの仕上げ

別日にナイフに木の枝をつけて完成させました。

レザーを使ったり金具をつけたり、さや(ふた)をつけたりと好きなようにデザイン出来るそうです。どんどん道具への愛着が湧いてきますね!

拾った枝で・・・どれくらいカットする?

刃や柄の長さや握りやすさ、使い勝手、作業効率など、様々な要素を加味してデザインを考えます。どの部分の枝を使うかなどを子どもの感覚で決めます。

鉄を木の枝に差し込みます

なんとも愛着のある道具ができました。

さらに、砥石で刃付けをしたり・・・・して遊びました!

最終てには「落ちている鉄ゴミからペーパーナイフが作れるかもしれない」と言っていました♪

小学校低学年でもここまで1人で刃付けできました。

紙や野菜を切って見ましょうか。

これはしっかり鞘(さや)カバー、フタも作らねばですね・・・。

今回は五寸釘からペーパーナイフを作りましたが、講師の方からのアドバイスで、ナイフの使い方が上手になればもっと鋭いナイフも作れるよ、とのことでした。

職人体験、これも一つのキャリア形成支援ですね♪ 

ご協力ありがとうございました♪


いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集