観光農園で作る未来「東峯農園」〜日置市東市来町〜
日置市東市来町には観光農園が点在し、多くの方がフルーツ狩りを楽しむことができます。
その中でも「東峯農園」は、6月下旬から7月にブルーベリー狩り、8月上旬にぶどう狩り、10月からみかん狩り、10月中旬からさつま芋の収穫を楽しむことができる農園です。
収穫後は、隣接しているカフェ「Brother coffee」でほっと一息つくことができます。そこで取れたブルーベリーをふんだんに使ったスイーツを食べながら、辺りの景色や農園を眺めます。コーヒーとの相性もバッチリです。
●農園への想い
秋は、みかんを使ったスイーツや飲み物が楽しみに訪れるお客様もいるほど。このカフェを吹き抜ける風を感じながら、ゆっくりしてほしいというオーナーの思いが、カフェの空間からもうかがえます。
東峯農園 三代目 東峯 高志さん、東峯 洋さんの兄弟から、話を伺うことができました。
二代目が残してくれたみかん果樹園を守っていきたいという思いがあり、先代から手入れの仕方を学んでいたそうです。本業の合間や土日休みをつかって徐々に行い、みかん狩りを楽しんでもらえるよう観光農園にすることができました。
その後、兄弟で農園を拡げ、現在はブルーベリー狩り、さつま芋堀体験そして、ぶどう狩りができるまでになりました。
●農園メニュー
取材したのは、8月末。来月は農園とカフェは、1か月間お休み。10月から開放されるみかん農園に備えるそうです。お子さんからご高齢者まで楽しめるように、果樹園の木を低く作り、収穫しやすくしています。
入園料300円、1㎏300円、カフェスイーツ、飲物それぞれ300円と、ALL300円にしてお客様にも分かりやすく、そしてお求めやすく提供しています。私たちにとっては、嬉しい限りですよね。
笑って話してくださる姿に、私は次第に応援したくなる気持ちになっていました。
7月は、ブルーベリーの品種も数十種類あり、今ではケーキ屋さんにも納めているそうです。店舗によって、形や大きさ、味の要望はさまざま。「とにかく、新鮮採れたてのブルーベリーを届けたい」そんな思いがあるそうです。
●今後の東峯農園
訪れる度に進化していく農園をみて、今後のことを伺ってみました。
温度・湿度・水等を管理するスマート農業を考えているそうです。新しい2棟のビニールハウスを指さし、トマトを収穫できるようにしていきたい。そして、1年間を通して、観光農園を楽しめる流れにしていきたい。そして、地域の方がここで働ける雇用にもつなげていけるよう考えている。
●農園情報
☆東峯農園
9月は1か月お休みです。
10月から開始〜
道案内はGoogleマップで「東峯農園」と検索していただくとスムーズです。
☆Brother coffee
Instagram brothercoffee__official
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