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𝙃𝘼𝙐𝙇 𝟚𝟘𝟚𝟚.𝟙𝟚

今年出会った、一番のお気に入り。

大好きなヴィンテージショップで購入したアクセサリーです。

優しいモーヴブラウンとブルーの色合いが可愛いサフィレットリング。

宝石のように見えるけれど、実はガラス。

こんなに綺麗なガラスがあるなんて、今まで知りませんでした。

「サフィレット」ってどんなもの?

「サフィレット」だけが持つ魅力!

実際に指につけてみると、光が差し込む角度によって色んな表情になります。

個体差がありますが、全体のベースカラーは淡いピンクとグレーが混ざり合ったような優しいココアブラウン。
その中に、ぽうっと灯りが灯ったように澄んだアクアブルーが鮮やかに浮かび上がります。

宝石とはまた違う、優しい輝き方。
まさに私好みで一目惚れしてしまいました。

「サフィレット」は幻のガラス!?

実はこのサフィレット、今ではその製作方法が失われてしまっています。

現代の技術では再現できないため、「幻のアンティークガラス」と呼ばれることもあるようです。

主に製作されていたのは、約1860〜1960年頃のチェコや西ドイツ。

厳密には、製作されていた年代や国の違いなどによって、「アンティークサフィレット」と「ヴィンテージサフィレット(別名サフィリーン)」に区別されています。

当時から内密に製作されていて、時代の経過とともに技術継承が途絶えてしまったため、今もずっと製作方法が謎に包まれたままなんだとか。

中には、金粉やヒ素(!?)を混ぜて作られているというウワサも…
なんだかとてもミステリアスなガラスですよね。

ずっと大切にしたい「ヴィンテージガラスリング」

今ではもう作れない、不思議で特別なガラスリング。

最初は何も知らずに、ふと惹かれただけだったのですが…

その背景や物語に思いを馳せてみると、もっと深く愛着が湧いて大切にしたくなります。

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