若さと健康がほしいなら、マグネシウム摂ってますか？

2024年12月15日 16:12

若さに関連する重要な栄養素はいろいろあり１つを集中的に摂るのでなく、
究極は「それぞれのバランス」が大切。ですが今回は中でも、
若さと健康に超重要！マグネシウムにフォーカスします。
マグネシウム、摂れてますか？
どんな働きをしていて、どんな方法で有効摂取できるかを紹介していきます。

マグネシウムが何に含まれているか知ってますか？

日本人の健康意識も高くなり、精製された食物は体のために良くないから
白米→玄米へ、小麦粉のパン→全粒粉のパン、白砂糖→きび糖へ、食卓塩→岩塩へ、などにシフトするその理由はご存知、
精製された食物＝見た目はキレイだけど大切な栄養素がそぎ落とされてしまった状態。ですね。
超重要な栄養素なのに、食品から真っ先にそぎ落とされるミネラル、
それがマグネシウムです。
マグネシウムは海藻類、穀類、豆類にも多く含まれますが、現代の生成された食物に慣れた食生活で、加工品を日常的に摂るような習慣でいると、
マグネシウムは圧倒的に不足しがちの状態になります。

マグネシウムの働き

人が若く健康であるためには、「代謝」がスムーズに行われることが大切です。主要なミネラルの中でも多くの量を必要とするマグネシウムは、身体の中の細胞や骨に存在し、代謝や生命活動に関与しています。

マグネシウムが不足すると以下のような影響がでます。

実際に「体感」しやすい影響

骨と腎臓:
- 骨密度低下による腰や膝の痛み、腎結石の痛み。
- 朝起きたときのだるさや体液バランスの乱れ（むくみ）。
免疫系:
- 風邪を引きやすくなる、慢性的な炎症（肌荒れや関節痛など）。
- 傷や怪我の治りが遅い。
抗ストレス系:
- ストレスや不安が和らがない、寝つきが悪い。
- 朝起きたときに疲れが残っている。
抗酸化系:
- 肌のくすみやシワの増加、老化を感じる症状。
- 疲労感が抜けにくい。

さらに、生命活動に深刻な影響を及ぼす項目は、
　・神経系: 神経伝達や筋肉収縮の調整は、呼吸・心拍などの基本的な生命
　　活動に直結。
　・心血管系：血圧や心拍の調整が崩れると、急性の不整脈や心停止につな
　　がるリスク。
　・内分泌系：エネルギー代謝や血糖値管理に影響し、慢性的な障害
　（糖尿病）や急性の低血糖を招くリスク。

ATP（細胞のエネルギー通貨）産生過程でマグネシウムは必須

まず、ATPとは、
ミトコンドリアで作られ、細胞内でエネルギーを貯めて必要なときに使うため、『エネルギー通貨』とも呼ばれています。
全ての細胞が機能するためにATPによるエネルギーが必要で、これが無いと細胞は生きることが出来ずつまり死にます。
ATPの原料は私たちの日々の食事の中からの　糖質、脂質、たんぱく質ですが、マグネシウムはそのATP産生過程で必須となります。

産生過程でマグネシウムが足りないと

ATPの合成や利用効率が低下する。
酵素の活性が低下し、代謝全体の機能が損なわれる。
疲労感やエネルギー不足を引き起こす
マグネシウムは、ATPの安定化や関連する酵素の活性化を通じて、ATP産生に不可欠な役割を果たします。十分なマグネシウムを摂取することが、エネルギー代謝の効率を保つために重要です。