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仕事が辛いときに読んでほしい本

仕事が辛くてたまらない。
今すぐにでもやめたい

誰か助けてほしい。


こんな崖っぷちにいるのに、助けが来るわけでもないし、時間は止まってはくれないし、仕事を辞める勇気だってない。

私は、そんな状態にある、あなたのことが心配です。

なぜなら私自身が過去、そんなふうになっていて、心臓に穴が空くんじゃないかって思っていたからです。

それでもなんとか、心臓に穴が空かずにいまここにいるのは、本が助けれくれたからでした。

辛いときは、とにかく助けを求めてください!
人でも本でも、使えるものは使いましょうよ。

今回はですね、そんな私を救ってくれた本たちを紹介していきます。

お辛さの内容に合わせてご紹介していくので、自分に合うものから読んでみてくださいね。

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▶【もう死にそうです】という人に読んでほしい本

▷『苦しい時は電話して』坂口恭平さん

もう死にそうなくらいに落ち込んでいる。何もやる気が出ない。

そんなときに読んでほしい本です。

苦しい時、どんなに検索しても解決策は見つからなくて、調べれば調べるほど苦しくなる。
だから坂口さんはこの本を書いたそうです。

いのちの電話がほとんど繋がらない事実を知り、自殺者をゼロにするために自らの電話番号を公開し、『いのっちの電話』として10年間も死にたい人の電話に出続けてきた坂口さん。

著書より一説↓

携帯電話の番号を不特定多数の人に教える本なんか出しちゃって、大丈夫なのかと心配してくれているかもしれませんが、あなたが死ぬよりもいいじゃないですか!

ここはひとつ、お互い様の精神で、気楽にかけてきてください。死ななきゃなんでもいいんですから。どんどん電話をかけて、死にたいということを、僕に知らせてください。

その行為自体が、あなたの助けになるんです。

「苦しい時は電話して」より

“死にたい”そう思うのは、一生懸命生きている証拠で、それは才能でもある。自身が躁鬱病である坂口さんは、どうやって死なずに生きるのか。

確実なことなんてこの世にないけれど、
それでも私はこの本があれば、もう大丈夫だってそう思えました。


▶【とにかく今すぐに会社を辞めたい人】に読んでほしい本

▷『「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由(ワケ)』
 汐街コナさん(著),ゆうきゆうさん  (読み手)

「とにかく今すぐにでも会社を辞めたい!」

そう思っている方にはこちらの本をぜひ読んでいただきたいです。
電子書籍にもなっているので、まずは今の気持ちを落ち着かせるためにも、読んでみてください。

自分と同じように思っている人がいると思うだけでも安心しますし、
自分の今の状態を客観視することもできるので、とてもおすすめです。

「自分はまだ大丈夫」そう思っているほとんどの人はもう仕事をやめても良いと言えるくらいに、仕事に体や心を侵されています。

▶【忙しい毎日に嫌気が差した方】に読んでほしい本

▷『しないことリスト』Phaさん

「毎日、やるべきことで頭がパンクしてしまいそう…」
「いっぱいいっぱいで体も疲れ切っている…」

そんな方にぜひ読んでほしい本です。

“しなければならない”  と決めつけていること、一旦諦めて手放してみる。

人間らしく、完璧を目指さずに生きてみるのもいいですよ。
そんなふうに感じさせてくれる本です。

▶【仕事でのミスが頭から離れない方】に読んでほしい本

▷『99%の人がしていないたった1%の仕事のコツ』河野英太郎さん

「なんであんなことしてしまったんだろう...。」

仕事でのミスで自分を追い込んでしまっている方に読んでいただきたいです。

ミスは誰でもするのですから、まずはミスした自分を責めないでくださいね。
人間なので失敗するし判断間違うことなんて普通ですよ。

仕事ができる人っていうのは、
ミスしない人ではなくて、ミスした時に慌てずに対処できる人だと思います。

だから、もし「自分はミスばっかりしている」「周りの人よりもミスが多い」

と落ち込んでいるのならば、その分他の人よりトラブル解決に慣れている!(慣れられる!)

と開き直って、ポジティブに考えるのもいいかもしれませんね。(笑)


▶【仕事に楽しみを見いだせずにいる方】に読んでほしい本

▷『やりがいのある仕事という幻想』 森博嗣さん

「仕事にやりがいを感じられない…」
「自分が仕事をする意味ってあるのかな?」

そんなふうに思っている方にぜひ読んでほしい本です。

著者に森博嗣さんは、自宅の庭にミニチュアの鉄道を走らせることが夢で、そのためにはお金が必要。
仕事はそのためにするものだと割り切っています。

決して仕事に意味だったりやりがいというものを求めなくていいと言っているのですね。

もちろん、仕事にやりがいや楽しさを感じられることもとても素敵なことです。
でも、仕事は「今どんな服を着ているか」くらい人間の本質には関係がない。
と森博嗣さんは述べています。

この考え方は、仕事が人生の大半を占めて仕事を重視しすぎている現代には、必要な考え方だと感じます。

仕事は人生の一部でしかありません。
ここで、書籍の冒頭部分をご紹介します↓

「人生の目的は、自由獲得のため」

生きる意義の大半が仕事にあると思い込み、スタート地点で自殺にまで及んでしまうなんて、なんともったいないことでしょうか。

もっと広い世界に楽しみを見出しても良いのではないか。

『やりがいのある仕事という幻想』より


▶さいごに

「仕事が辛い」

そう思うのは、あなたが責任感が強く、周りを大切にしようとしている素晴らしいことだと思います。

だけれども、そうすることで自分という一番大切なものを犠牲にしてはいけません。

仕事を含むほとんどのことは取り返しがききます。失敗しても死にません。
今行きている世界は、ほんの一部でしかないのです。

でも、あなたが死んでしまったら取り返しはつきません。

だから、もし苦しいなら、
命以外のすべてを投げ出して、自分のすきなことだけしてみましょう。

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