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【徹底考察】既にプッチンされたプリンは、プッチンプリンと呼んで良いのか?
プッチンプリンは、グリコが1972年から発売している国民的おやつだ。
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厳密にはプリンではなくてプリン風味のゼリーらしいのだが、その話は今回の議論の範疇に含まない。
あの食べ物はプリンとして食べるから美味しいのだ。
コンビニ弁当の半熟卵に見える卵黄だって、あれは加工品だけど味はほぼ黄身であるし、カニ風味のカニカマも、カニの身は一切入っていないけども海の幸を感じるので実質カニなのだ。こまけぇこたぁいいんだよ!!(AA略)
今回は、どこからがプッチンプリンでどこからがプッチンプリンではないのかについて、徹底考察してみる。
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まずはこれ。
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皿に出されて、既にプッチンする楽しみを奪われたプリン。(半欠け)
これをプッチンプリンと呼ぶには些か物議を醸すだろう。
プッチンという動詞はプッチンをする前だから成り立つのであり、プッチンされた後のプリンは、強いて呼ぶならプッチンドプリン。
皿に出されてしかも食べかけのプリンを、もはやプッチンプリンとは呼ぶことはできない。
つまり、これはただのプリンだ。
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では、これは?
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プッチンをせずに容器から直接プリンを掬って食べる。
これはプッチンプリンを食する者の義務である"プッチンを営む義務"を一切行使せずに食べている。
はっきり言って万死に値する。
よってこれは、プッチンプリンを食べているとは言わない。
この食べ方をしている全国のプッチン見習いは、全プッチンヤー(プッチンプリンを愛してやまない民)に謝りなさい。
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最後にこれ。
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プッチンされるはずのプリン……のはずだった。
可哀想に。もはやプッチンなんて軽快な音ではなくブリュッという汚い音が聞こえてきそうだ。
プッチンプリンは意外と繊細であり、あの小さなツマミの方向を折り間違えただけで変な空気の入り方をしてしまう。
美しい形状のプリンを保ちたいなら、普段よりプッチン修行に励まなければ、形の整ったプリンを生み出すことはできない。
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でも1つだけ言えることは、少しばかり潰れていても味は変わらないということ。
食べれるならOKです。
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結論
プッチンプリンは、容器からプッチンする前のプリンが最もプッチンプリンの威厳を放っているわけだ。
プッチンされた後のプリンはただのプリンだし、プッチンを使わずに容器から直接掬って食べるのは邪道と言っても過言ではない。
こうやって馬鹿みたいなことを真剣に考えれば考えるほどプッチンプリンが食べたくなって仕方ないものである。
仕事終わりに久しぶりにプッチンプリンを食してみることとする。