食事や筋トレのために買ってよかった本
こんにちは。パーソナルトレーナーのHiromiです!
今回は私が参考にしている本・買ってよかった本をご紹介していきたいと思います。
前半は一般向け(といってもトレーナーさんにも十分参考になる本たちです)、
後半はトレーナーさん向けにご紹介したいと思います!
では、スタート!
●YOGA部門
YOGAポーズ大全
●著者
Satori Sankaraさん
小口智。Sankara Nivas Yoga主宰。Sivananda yoga講師。全米ヨガアライアンス認定(RYT500)取得。横浜アシュタンガヨーガマイソールプラクティス主宰
久保 玲子さん
立川ヨガフォーライフ主宰。David Swenson Ashtanga yoga TTC修了。全米ヨガアライアンス認定(RYT500)取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
YOGAのポーズがどんな構成要素でなっているのか調べたくて買った本です。
このポーズどうだったっけ?とか、どんなレパートリーがあったっけ?というときに、事典のように開いて使えるので、家に置いていてたまに開いて使います。
楠原宏子さんのポーズがまたすごいこと!!(*o*)
こんなに難易度の高いポーズをいくつも素晴らしい肉体で感激します!
127ポーズ掲載されているので、難易度の高いポーズも、前からとったり後ろからとったりと、撮影はどんなに大変だっただろうかと想像してしまいました。その分、本当に買って全く損なしです!
ポーズのところに矢印や注意点も本当にわかりやすく書かれていて、参考になります!私もいつかこんなふうに「一生使える体になるための運動・大全」のような本を出したいと夢見ています。
ポーズだけでなく、はじめの部分にヨガの哲学も簡単ではありますが端的にわかりやすくイラスト付きで書かれているのでとても勉強になりました!
ヨガのポーズを全体的に知りたい、ポーズを辞書のように引きたい、という人へおすすめです!
●栄養学部門
知っておきたい栄養学
●著者
白鳥 早奈英さん
栄養学博士、心療カウンセラー、健康運動指導士。青葉学園短期大学食物栄養科、日本女子大学食物科卒業後、東京農業大学栄養科、アメリカ・ジョージア州立大学栄養科、茨城キリスト教大学大学院、帝京平成大学大学院で学ぶ。エモリー大学講師、中部学院大学講師。1982年、日本で初めて栄養学的な面から「食べ合わせ」を提唱。「食と心と体のヘルス・エキスパート」として活躍中。新聞や雑誌での執筆、テレビのコメンテーターなど、幅広く活動を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
自宅にこの栄養素の含有量が多いのはこの食材!、というのを事典のように引ける本が欲しくて買いました。
1番の目的はそれだったのですが、それだけでなく、人間が生きるためにはどんな栄養素が必要か、なんのために食べるのか、がとてもわかりやすく書かれていて参考になりました!
しかも、例えば貧血のときには特にこれがいいとか、脂質が多かったときはこれを食べるとどんな効果があるとか、だるいときは何の栄養素が足りていないかも、などのメニューもあります!こちらは、自分がなんか調子悪いなぁ、と感じたときに、「そっか、この栄養素が足りないかもなんだな!」と思って、実際にその栄養素を摂ると調子がよくなったことも1回ではなく多々あり、大変助かっています!
本当に1家に1台の栄養本・栄養事典として重宝させてもらっています。ありがとうございます。家に栄養の本を1冊だけ置いときたい、という人へおすすめです^ ^
●ダイエット部門
除脂肪メソッド
●著者
岡田 隆さん
了徳寺大学健康科学部整復医療・トレーナー学科准教授。
1980年愛知県生まれ。日本体育大学卒業。
日本体育大学大学院体育科学研究科修了。
東京大学大学院総合文化研究科博士後期課程単位取得満期退学。
理学療法士、日本体育協会公認アスレティックトレーナー、
CSCSD、JATI認定トレーニング指導者。
JOC強化スタッフ(柔道・水泳)、柔道男子ナショナルチーム総務コーチ、
NPO MET(Medical Exercise and Training)理事。
著書に『基礎から学ぶ!ストレッチング』
『ウェイトトレーニングBIG3再入門』(いずれも小社)など多数。
なぜ人は太るのか、体重の増減、脂肪や筋肉の増減、生理学的な要素を学びたくて探しているときに、尊敬するYukiさんから教えていただいた本です。
こちらの先生は全く知らなかったのですが、調べていると、「バズーカ岡田先生」というすごい名前で有名な先生なんですね。
読み進めるほど腑に落ちます。間違った減量・ボディメイク法にならないようにどうすればいいのか、具体的な要素が詰め込まれています!
【出版社からのコメント】
2019年10月
おかげさまで、重版(16刷)出来ました。
宜しくお願い致します。
※本書は2014年9月発行のMOOK『除脂肪メソッド』を
ハンディ版にサイズを変えて発行しています
私が購入したときはハンディ版ではなかったです。大好評だったようで重版されて、ハンディ版に変更されたようです。すごいですね。でも大好評のわけがわかります。ボディメイクの根拠がいっぱい詰まった一冊です。
理学療法士でもある岡田先生、根拠をもとにメソッドを順番に述べてくださっていて、とてもわかりやすいです。ご自身も鍛えていらっしゃってそのボディも写真で見る限りすごいです!
脂肪を減らすにはどうすればいいのか、しっかり知識を取り入れてダイエットしたい、と勉強したい人へおすすめの本です!
●肌ケア部門
正しいエイジングケア事典
●著者
吉木伸子先生
よしき皮膚科クリニック銀座院長。横浜市立大学医学部卒業。慶應義塾大学医学部皮膚科に入局後、レーザークリニック勤務、米国オハイオ州の形成外科、漢方診療所での研修等を経て、現職。東洋医学を取り入れた治療や、美容医療にも力を注ぐ。また、一般女性の肌やスキンケアについての正しい理解を高める活動にも積極的に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
吉木先生には詳しくありませんが、私が探す限りの皮膚科の先生の書かれている皮膚に関する本の中で1番、肌老化の原因、根本に対して何をした方がいいのか、わかりやすく書かれていました!
例えば化粧品はどんな成分が入っているといいか、
肌のケアはどうすればいいのか、などなど。
いつも原因に対する対策を、という思考回路なので、原因のところがとってもわかりやすく、参考になりました。
肌の老化をできるだけ防いでいきたい、という方へおすすめしたい本です。
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いつか私もこんなふうに紹介されるような本を出せたら、、
自分の表現方法の研磨・少しでも多くのみなさんへの認知度、今後も高めていきます。
ここから先はトレーナーさん向けの本としてご紹介していきますね^ ^
トレーナーではなくても運動学系に興味がある!という方はぜひ!
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●運動学部門
筋骨格系のキネシオロジー
●著者
アンドリュー,ポール・D.さん
1969年南カリフォルニア大学文芸科学部卒業。1970年復員軍人援護局病院勤務。1975年龍谷大学佛教学研究科修士課程修了。1982年アイオワ大学大学院博士課程修了。同年ボバース記念病院勤務。1989年ジョージアステート大学助教授。1993年広島大学医学部保健学科教授。2001年茨城県立医療大学教授。2007年兵庫医療大学リハビリテーション学部教授。2013年定年退職。2017年合同会社インパクト英文発足
有馬 慶美さん
1986年西日本リハビリテーション学院卒業。同年益城明星病院勤務。1987年九十九里ホーム病院勤務。1995年山形医療技術専門学校理学療法学科学科長。2006年神戸大学大学院医学系研究科博士後期課程修了。同年新潟保健医療専門学校副校長。2011年新潟保健医療専門学校校長(現・看護リハビリ新潟保健医療専門学校)校長
日高 正巳さん
1990年神戸大学医療技術短期大学部卒業。同年公立宍粟郡民病院勤務。1995年武部整形外科リハビリテーション勤務。1996年医療法人仁寿会石川病院勤務。1997年神戸大学医学部保健学科助手。2000年佛教大学大学院教育学研究科修士課程修了。2002年吉備国際大学保健科学部・大学院保健科学研究科助教授。2004年神戸大学大学院医学系研究科博士後期課程修了。2006年吉備国際大学保健科学部・大学院保健科学研究科教授。2007年兵庫医療大学リハビリテーション学部教授。2011年同大学大学院医療科学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
言わずもがな、とても生体力学で超有名な本です。理学療法士の学生時代に購入必須の本でした。
【目次】
第I部 身体運動学の必須トピックス
第II部 上 肢
第III部 体軸骨格
第IV部 下 肢
関節がどんなメカニズムで動くのか、が細かく書かれています。一言では言い切れない情報量なのですが、864ページあって、3cmもの分厚さのようですね。持ち運ぶような本ではないです。家に置いて、この関節の動きどうだったっけ、と確かめるときに辞書のように開きます。
私はこういうメカニズムが好きなので、見始めると、つい止まらなくなって何ページもめくって読んで時間を費やしてしまいます。それくらい運動学好きな人にはマニアックで面白い本です。
理学療法士はもちろん、鍼灸師さん、整体師さん、柔道整復師さん、マッサージ師さん、ロボットの人体工学関連のお仕事の方などおすすめです。
トレーナーとしては、この関節はこのメカニズムでこの筋肉とこの筋肉が働く、などこの本の知識があると、お客さんに怪我を予防する動きをお伝えできると思います。すでに運動学の知識がある程度ある人がいいと思います。
私が購入したときは第1版でした。今は第3版が最新のようです。
基礎運動学
基礎的な運動学は辞書的に、私はこの本を使っています。
【目次】
運動学とは
生体力学の基礎
生体の構造と機能
四肢と体幹の運動
運動・動作の分析
体力と運動処方
姿勢
歩行と走行
運動発達
運動学習
Amazonには、運動学のエッセンスを簡潔にまとめて定評を博しているテキスト、と書かれていました。
その通りで、運動学の基礎を簡潔にまとめていて、包括的に学べます。
私が購入した第6版では、文字の強弱がなく淡々と書いてあるので、たまに知りたい情報をすぐにみつけにくいのが難点です。
●解剖学部門
ネッター解剖学アトラス
私が購入したときは第4版でした。現在は第6版。
解剖学の本の中では、こちらもかなり有名で図がわかりやすく、構造がかなり細かく書かれているのでおすすめです!
が、正直私は学生のときにこっちをよく使っていて慣れているのでよくこっちを使ってしまいます^ ^; ↓
ちなみに、こんな重い解剖の本はいつも持ち歩けないので、
外出時に、これどうだったっけ?とさっと人体構造を確認したいときはこちらのアプリがとっても重宝しています。
ヒューマン・アナトミー・アトラス2020
外国のアプリなのですが、日本語訳も十分で、3Dで見れて、組織を選択したり、取り除いてスクショできたりなど、お客さんに筋肉や人体構造を説明するときにも重宝しています^o^
筋肉だけでなく、脳や神経、血管、リンパ管の走行、骨構造も見れます♪
¥3,000ほど、通常のアプリよりは高く感じますが、解剖本に比べると激安ですし、情報量といい、機能といい、価格以上のクオリティだと思います^ ^
解剖のアプリの中ではかなり最強なのでおすすめです。
●運動療法学部門
運動療法学
●編集
市橋則明先生
京都大学大学院医学研究科人間健康科学系専攻教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
市橋先生は理学療法士の中ではとっても有名な先生で、何度か研修会へ行ったことがあります。
こちらの本は各パートで各々の先生方が書かれている書籍なのですが、運動療法のアプローチ方法が包括的に書かれていて、図も文章のまとめ方もわかりやすいです!
障害別なので、この障害にはこのアプローチを、という観点で辞書のように引けます。
●目次
1 運動療法の基礎知識
(運動学の基礎知識
痛みの基礎知識
骨の構造と機能
関節の構造と機能 ほか)
2 各種障害に対する運動療法の理論と実際
(関節可動域制限に対する運動療法
筋力低下に対する運動療法
持久力低下に対する運動療法
中枢神経性運動麻痺に対する運動療法 ほか)
トレーナーとしては、筋力が低い人にはこのアプローチを、柔軟性が低い人にはこのアプローチを、持久力が低い人には、、などお客さんの課題別に提案できる幅が広がると思います^ ^
障害に詳しくない方も、この本から障害を学ぶきっかけになると思いますので、おすすめです。
●歩行部門
観察による歩行分析
●著者
ゲッツ・ノイマン,キルステンさん
理学療法士(PT)、歩行分析インストラクター、Observational Gait Instructor Group会長。PNFに関して医療費承認機関が承認している講師ならびに国際PNF協会の講師。ドイツ神経言語協会(社団法人)のNLP講師をトレーニングする資格をもつ。1986年にケルン整形外科総合大学で学びPTの国家資格を取得した。その後PTとしていくつかの病院、診療施設、大学付属病院で経験を積む。1990~2000年までボンとレーバークルゼンにあるPTのためのドイツ卒後研修アカデミーで講師を務める。教鞭をとるかたわら1994年、ドイツ健康介護本部にて教育者としての上級資格を取得。その活動のかたわら、自ら独立して臨床現場で活躍するPTとして、またさらにPNFインストラクターとしても活躍した。2001年からは、独立したPTとしての診療/理学療法の他に、歩行分析のエキスパートならびにリハコンサルタントとして活躍し、ケルンのスポーツ大学のバイオメカニクス科で教鞭もとる。理学療法士協会と北アメリカ歩行/動作分析協会の会員である
月城 慶一さん
オットーボック・ジャパン(株)技術部部長
山本 澄子さん
国際医療福祉大学大学院教授、福祉援助工学分野
江原 義弘さん
新潟医療福祉大学教授、医療技術学部理学療法学科
盆子原 秀三さん
両国リハビリテーション専門学校・専任講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
私が歩行を面白く学べたのはこの本のおかげです。この本も、読み始めたら面白すぎて止まらなくなります。
歩行に必要な可動域、どの相でどの筋肉が収縮するのか、病的な歩行、歩行エネルギーはどうやって生まれているのかなど、グラフや図の統一感もあってわかりやすく学べます^ ^
トレーナーとしては、お客さんの〇〇な歩き方を改善させたい!というときや、この筋肉が弱いのはこんな歩き方だからかな?という疑問などを解決してくれる1冊になるかと思います!
一生使える体のために、歩くための筋トレ・運動学習を推し進めるトレーナーが増えて欲しいので、その第一歩として心からおすすめします。
ペリー歩行分析
歩行についてはこちらの本の方が有名かもしれません。
実際に私も中身を一部読み、上記の本よりも詳しく書かれていました。
が、「観察による歩行分析」の方が読み慣れているため、あまりペリーさんを使う場面が少なかったです。
歩行についてより詳しく知りたい方へおすすめです。
●筋膜部門
アナトミートレイン
もう、これはとってもおすすめの本です!私にとって、筋膜の連結の感激と感動に嵐を呼び起こしたのはこの本ですね。ありがとうございます!!!
ヨガのポーズと筋膜の関わりや、どの筋肉や骨との連結があるかで、だからここが硬ければここも硬くなるのか!、ここが弱いとここも弱いのか!、だからこの動きが制限されるのか!、などの発見に繋がりました。
辞書的な本で家で重宝しています。この本も、読み始めるとまた止まらないですね。読みながら興奮してしまう一冊です笑。
理学療法士はもちろん、鍼灸師さん、整体師さん、柔道整復師さん、マッサージ師さん、ロボットの人体工学関連のお仕事の方などおすすめです。
「徒手療法」と明記していますし、「特に」マッサージ師さんや整体師さんにためになるのではないかな、と思います。
もちろん、トレーナーとしては、筋膜のつながりまで知っていると、お客さんのどこをストレッチさせるといいのか、どの動きだとその筋膜全体が伸びるのか、どこを強化するとその筋肉も強化に繋がるのか、などの解決に繋がるので、おすすめです。
私が購入しているものは第1版でした。もう3版になっていて、Web動画付きなんて羨ましい。。そんなものはなかった。
●循環器部門
●著者
曷川元先生
ICU・救急救命センターにおけるリハビリテーションを専門に臨床の現場で活躍。大学院で航空宇宙医学を学び、早期離床こそが2次的合併症を予防する最良の対策であると確信。平成19年より日本離床研究会学術研究部長に就任。さらなる臨床眼の向上を目指して世界に舞台を広げつつ、早期離床の教育活動を精力的に行っている。ユーモアあふれる講義は各地で絶賛され、新しい講義スタイルとして注目されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
こちらの本は、トレーナー向けというよりは、理学療法士向けかもしれませんが、ご説明しますね。
病院では、患者さんが回復するにつれて、病態に合わせて可及的早期に離床(寝たきりの状態から座ったり立ったりと起こしていくこと)を図ります。
そのときのリスクのジャッジや、方法が専門的に書かれている本です。
私はトレーニングにおいて循環器(血液循環・呼吸循環)の機能も重要視していて、そのための生理学的な機能がわかりやすく書かれていてとても参考になりました。また、人は寝たきりの状態になるとどうなるのか、がいくつかの視点から書かれているため、とても参考になります。
人間、年をとるほど赤ちゃんのように戻っていく、と言いますが、まさに運動機能もそうで、重力に打ち勝つ力が減っていき、寝たきりになっていきます。
その状態を知っていると、できるだけ生涯元気に「動ける」には、どんな機能が必要なのか、がわかってきます。そんな知識が得られる一冊です。
こちらは割と専門書なので、呼吸や心臓機能に関して、トレーナー向けの初歩的な本があればまたご紹介しますね^ ^
●中枢神経系部門
片麻痺回復のための運動療法
●著者
川平和美先生
鹿児島大学 名誉教授
鹿児島大学大学院 客員研究員
国際医療福祉大学大学院 客員教授
藤田保健衛生大学 客員教授
1974 年 鹿児島大学医学部 卒業
1988年 鹿児島大学医学部 リハビリテーション医学講座 助教授
(併任 : 霧島リハビリテーションセンター)
1990年 京都大学霊長類研究所 神経生理部門 留学
1991年 National Institute of Health (NIH) 留学
2005年 鹿児島大学大学院 リハビリテーション医学分野 教授
2013年 定年退職
2016年4月 促通反復療法研究所<川平先端リハラボ> 所長
中枢神経系のアプローチは、ボバース法や〇〇法などたくさんあり、それぞれアプローチ方法が多種多様です。これだけが1番優れていい、と優劣をつけていうものはなく、対象者に合わせたアプローチ方法でいいと思っています。
私はこの本の中にある神経促通の理論がとても勉強になりました。図もわかりやすかったです。
トレーナーとしては、健康な方へも、神経系の促通、いい癖づけ(運動学習)の理論を説明するのにも役立つかなと思っています。
中枢神経と末梢神経をつなぐ回路の促通の勉強にとても役立ちました。
第3版なんですね、私は第2版を買いました。
姿勢制御や運動制御の本も載せたかったですが、また、「これだあ!!」というものがみつかったときにご紹介します。
●ストレス部門
●著者
鈴木 祐(Yu Suzuki)さん
サイエンスライター。1976年生まれ。
慶應義塾大学SFC卒。
年に5,000本の科学論文を読み続け、雑誌やウェブで最新の健康科学の執筆を手がけている。
近年では自身のブログ「パレオな男」で健康、科学、心理に関する最新の知見を紹介し続け3年で月間100万PVを達成。
著書に「一生リバウンドしないパレオダイエットの教科書」(扶桑社)/「服用危険 飲むと寿命が縮む薬・サプリ」(鉄人社)などベストセラー多数
こちらはお客さんのストレス度合い、精神状態を数値で検査できるテストを探していたときにみつけた本。
「科学的メソッド」をもとにしている、という文言に惹かれて立ち読みして、購入しました。理学療法士が引っかかりそうな文言でまんまと引っかかりました。でも引っかかってよかったのです。
簡易的に調べられるテストも掲載してくださっているので助かっています。
トレーナーとして、精神面の簡易的なテストをするときに役立つ一冊です。
ストレスの原因も端的に述べていて、理解が深まりました。
ストレス解消法の中には、こんなので解消するの?!という、びっくりするような簡単な方法もあったりして面白かったです^ ^
●パーソナリティー部門
●著者
ラス,トムさん
ビジネス思想家であり、ベストセラー作家のひとり。著書に、ニューヨーク・タイムズ紙のベストセラーリストで第1位を獲得した『心のなかの幸福のバケツ』(共著、日本経済新聞出版社)などがある。ミシガン大学とペンシルベニア大学で学位を取得。現在はワシントンDCで家族と暮らす
古屋/博子さん
ギャラップ認定ストレングスコーチ。ギャラップ社のストレングス・コーチング・コースやハイパフォーマンス・マネジメント・コースのリーダーおよび講師も務める。慶應義塾大学大学院で修士号(政治学)を、東京大学大学院で博士号(学術)を取得。2児の母(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
こちらもYukiさんから教えてもらいました。ありがとうございます。
パーソナリティーテストは世間にいくつかあるようで、テストの種類はまだ私もたくさんは知らないのですが、1つ、これは体系化されていて興味深いテストでした。
トレーナーとして、その人の得手不得手を知った上で、どんなアプローチをするか、「どんな強み」を引き出すか、重要だと思っています。
主観的にトレーナーの感覚で察知するだけでなく、できれば客観的指標で検査やテストしてわかると、意外な一面もわかったりします。
トレーナーとしてパーソナリティーをテストしたい、という方へおすすめです。仕事としても、自分の強みがわかるので、仕事のやり方に悩んでいる方へもおすすめです。
パーソナリティーのテストに関しては、まだ他も調べてみて、これはいい!というのがあればまたご紹介します。
●ピラティス部門
こちらも載せたかったのですが、今のところ、辞書のように開きたい!、これだあ!という本がみつからないので、また見つかったらシェアしたいと思います!
本ではないですが、ビヨンドピラティスのメソッドは、ピラティスを学ぶのにとっても最高の内容でした。いつもピラティスを復習するときは、そこで学ばせてもらった資料を見返しています。もし、理学療法士からピラティスを習いたい!と思っている方がいらっしゃいましたら、おすすめです。
読んだことのある本たち↓
↑ピラティスを開発したピラティス氏の著書の翻訳書。ピラティスってどうやってできたのか、ピラティスさんは何を考えていたのか、わかる本です。ピラティスをされていらっしゃる方はみんなはじめに読む本なのでは?と思います。ビヨンドピラティスを創設された武田先生が翻訳されています。
↑こちらは英語。翻訳は訳された方の解釈で日本語にしている部分もあるので、言葉の意味を深く知りたい方はこちらの方がおすすめです。
↑運動療法としてピラティスをどう利用していくか、が書かれています。モーターコントロールに関して統一感のある図で表現しており、大変興味深い内容になっています。
↑理学療法士の中村 尚人先生が監訳されています。
●マインドフルネス部門
すみません、こちらはまだ購入したことはないです。立ち読みや借りて読んだことのある部門。
今から欲しいな、と思っている本です。
どの本がいいのか、実際に買って、読んで使ってみてまたシェアします!現状、こちらが狙い目ですが、もし読んだことのある方などいらっしゃいましたらご感想聞きたいです。
健康的な体の要素として、精神面の安定は重要視している1つの要素です。
その精神面の安定にマインドフルネスの概念、とても効果的と思っています。
トレーナーとして、お客さんの精神面の健康もお伝えできるように、改めて精進していきたいと思います。
まとめ
一生使える体づくりに向けて、知識を深めることも、とても重要と思っています。
「知識を増やす」ということは、
自分に何か問題が起こったときの解決策の「引き出しが増える」、ということです。
引き出しがもし1つしかなければ、課題に対して必殺技が1つしかない。もしその1つが効かなければ、不安になりますよね。ましてや引き出しがなければ、解決の術が全くわからない。
引き出しを複数もっていれば、1つ効かなくても、他の引き出しから効きそうな必殺技を使えますよね。引き出しが多いほど、解決できる能力が高まります。
そんな引き出しの数を少しでも増やして、自分の体づくりへ役立ててもらえればと思います。
みなさんの気になる本はありましたか?
最後までお読みいただきありがとうございます!!
「一生使える体へ」をコンセプトに今後も情報発信、活動に努めます。本や勉強、イベント会場費用など活動のために使わせていただきます。サポートしていただけるととても嬉しいです。ありがとうございます。