バダブ戦争(7)反撃
新たなる指導者(906.M41) オーティス戦団長の死によって、戦争の主導権は一時的に〈分離派〉の手にうつり、〈帝国〉船舶への襲撃が増加した。一方、〈忠誠派〉は〈渦圏〉で奪いとったごく狭い領域の死守に忙殺された。〈蒼白の星々〉との連絡は途絶し、ゲイレンやカイグマラといった惑星に到達するにはスペースマリーンの大部隊による護衛が必要となった。この窮地は、ハウリング・グリフォン、ノヴァマリーン、サンズ・オブ・メデューサといった新規戦団の到来と、レッド・スコーピオンの新戦団長カルブ・