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ボロボロの検定を経て実はクリアできていたことがあった
ここのところ推しのことを書いている場合ではなく、このnoteで大騒ぎしていた私。
検定を受ける、やばい、と。
これまで練習していた過去問以降の検定問題を見て、受験10日前に出題傾向の急な変化に気づいてしまう、という結構なダメージと焦りがあり、
その上、3日前には恐れていたぎっくり背中を発症。
こうならないようにリハビリを受けていたはずの整形外科に駆け込んで、注射やらサポーターやら強い痛み止め処方やらしてもらい、安静。
PCに向かえる体でなくなり、直前対策もほぼできず、という状態。
笑っちゃうくらいどうしようもないが、とにかく体だけは無事に当日を迎えるしかなかった。
そんな状況でとあるWordの検定を受けてきた、私のことを書きたい。
2月1日。
その日は雪。
1級を受けるのは私だけ。少人数、小規模のため、3級から1級までの受検者が全員同じ会場での受検。
前回受けた2級のときと、会場は同じ。
土曜の交通機関が激ムズ(少ない)な地方なので、行きは前回と同じように父に送ってもらった。
早くついても時間をつぶす場所もコンビニくらいで、しかも開始時間が10:50という絶妙な時間。
座るような場所もないが、私は背中に爆弾を抱えている。
そして、開始時間までに、私は服薬と小腹ごしらえをする必要があった。これは完全にすべてに関わるので必須だった。
風吹きすさぶ建物の影で、背中が重くなるのに(金欠で)持参したマイボトルのお茶でそれらを済ませ、会場となる小さな高校(商業施設の一角)の入り口に向かうと、玄関の中と外に数人、受検すると思われる学生さんたちがいる。
なんか、去年より多いな、、、、、、
前回は、私ともうひとり、おそらく高校生だと思われる女の子の2人だけだった受検生。
とりあえず玄関の中がいっぱいで、寒いけれど少しの間、中には入れそうになかった。
寒い。
UNIQLOのダウンの機能性に感謝。
様子を見て、そろりそろりと入ってみる。
もう一度言うが、小さな学校だ。
狭い小さな玄関。一般家庭とそれほど変わらない。
一緒に待っているのはおそらく、この高校の学生さん同士であり、こそこそと話し合う様子がある。
苦手だ。
この雰囲気。
こういう場にいる自分が異質に思える。
でも、寒いから。
頑張れ自分。もうすぐだ。
私が受けるワープロ(Word)検定の前に、この会場で表計算(Excel)の検定を行っているはずなのだが、10:50になってもPC室から誰も出てこない。どうやら時間がおしているようだ。
この場に耐える。背中に負担をかけない。
そのことをひたすら考えていた。
ようやく時がきて、PC室から表計算の受検者が出てきて入れ替わる。
担当の方の指示に従い動けた。おろおろしなかった。
PC室に入って、ようやく、前回と全く違う受検環境だということを感じた。
普段、きっとこういう感じでPCの授業があるのだろうな、という光景。
壁沿い、そして中央の長い机に、それぞれデスクトップパソコンとノートパソコンがずらーっと並んでいる。
中央の机は、人が向かい合わせになる感じ。
できれば、私は壁と向かい合いたかったが、開いているのが中央の席しかなくそこへ行った。
(どこでもいいと言われると選べない病なのだが、むしろ他があいていなくて助かった)
キーボードを触ってみた。
ああ。
バックスペースキーが、とんでもなく小さい。
他のパソコンも機種が同じようだ。
打ちにくすぎる。
とりあえず、椅子が低すぎてキーボードが胸の高さだったので、椅子だけ交換させてもらった。
このPCでやるのか、仕方ない、、、、、、
まあ、他にも開き直り要素しかなかったので、経験だ経験、と思いながら、バタバタのまま、試験は始まった。
終えてみて、手応えとしては。
・筆記はほぼ満点予想。
・タイピング(700字10分)は、誤字が少なかったらギリ合格点かな?いつもより時間がかかった。
・文書作成(案内状作成)は、、、、、、笑っちゃうくらい間に合わなかった。10日前に複雑化しているのに気づいてからできる対策をしてはいたが、やはり今回も地図などが複雑で、今の実力では規定時間の30分で作成するのは無理だった。
これ、この3つの総合点で合否が決まるならいいのだが、各々でしっかり合格点に達していないとアウト。
したがって、私的には今回は不合格だと予想している。
とはいえ、終わった。
この検定、1年に3回(7月、11月、2月)実施しているが、1級に限っては、来年度から11月の1回しか試験がなくなる。
地域やサポステの話ではなく、全国でそう決まったということを、担当の先生に教えていただいた。
マイナーなのかな、、、、、、
詳しくないが、”日商”(商業高校の学生などが受けるようなイメージ)と並ぶような検定らしい。
ネットでみてもうすうす感じる通り、もしかしたら簡単な検定なのかもしれないが、私にとってはいっぱいいっぱいだった。
そんな話もしつつ、会場を後にする。
帰りも父の迎えがあるはずだったのだが、車の修理が入ってしまった関係で自力で帰ってこないといけなかった。
昼は交通機関が少ない。
痛い背中を抱えて(?)歩いた。
昼食もとらないといけない。
痛い。
寒い。
座れるところにたどり着くのに時間がかかった。
店を選んだり、イートインできるパン屋さんに混んでいる中入って、パンを選んで、注文するのも、鬱病的にも背中的にも難易度が高かった。
なんとか、クルミチーズパンとミネストローネを、座っていただけた。
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座って食べられる喜び。温かさ。
沁みるなぁと思いつつ、席は周りと近くぎっちぎち。地方の県庁所在地、土日はいっちょ前に混んでいる。
席を立って移動するのも、背中が、、、、、、
なんとか、近くのバス停発のバスに、乗りこめた。
確か座れたと思う。
鬱病で手帳を交付した際にもらったヘルプマークを、検定中のメンタル用(パニックのときなど)とバスでの背中守り用のために、久々にカバンに着けていた。
無事帰宅したが、検定のことよりも背中がしんどくて、、、、、、という感じだったし、帰ったら、両親は車のことでバタバタしていたし、あまりその後を覚えていない。
でも、
タイトルでも書いたけれど、気付いたことがある。
私、
不特定多数(10人ほど)の人たちの中で、検定を平常心で受けてくることができた。
集団で何か活動すること、たくさんのひとのなかで講義などを受けることだけでも今は不安で、手の震えが止まらなくなってしまう。
そのため、サポステのそのような活動への参加にはハードルが高く、積極的に参加できていなかった。
どこへ就職するにしても、ひとりきりでは仕事ができない。
1つ前にしていた仕事から5年は経っていて、だんだん社会と離れている期間が長くなっている。誰かの目線、注目が怖いし、自分の発言を聞かれるのも怖い。どんどん不安が強くなってきていた。
このままではまずい。
年賀状の宛名書きや講座など、幾度かチャレンジはしてみたが、その時間の最初は必ず手の震えがひどかったり、呼吸が苦しかったりする。
それほどに厳しかった、集団の中での作業が、今回の検定を受けることでいつのまにかクリアできていた。
2級のときは受検者が2人だったので、いつものサポステでの練習環境とほぼ変わらない雰囲気だった。
今回、わちゃわちゃばたばたしていたので忘れていたけれど、そういえば、十分にあれは集団の中での作業だった。
すごいじゃん、自分。
できたじゃん。
文書作成など、実力が伴わな過ぎて笑えてくるほどだったけれど、ある意味腹をくくっていたということもあり、できることに集中して、できるところまで精一杯はやってきたつもりだ。
いつも通りだ。
検定の出来栄えや結果より、
集団の中での作業、クリアできてない?
ということに気づいたのだ。
これは、サポステのお世話になっている職員さんに報告して、今後をいろいろ話し合いたい、、、、、、
というところだが、
ぎっくり背中の予後が悪くて、サポステにはまだ行けていない。
ぎっくりの1週間後もまだ良くならず、背中に注射を打ってきた。
サポーターをつけると治りがよくないのか?など、いろいろ試行錯誤。
寒いから治りは遅いだろうけれど、過去こんなに時間がかかった記憶はない。
今も、深呼吸すると痛いし、ストレッチできるくらいまで痛みがひけていない。
今月県外へ行く予定があり、歩くことができないと大変なので体力を落としたくないのだが、あまり考えすぎず無理しないようにしなければ。
検定のためにがんばったことは無駄にはなっていないけれど、なんだか不消化なところもある。
11月にもう一回受けるか、それとも違うところに向かうか、よく考えたい。
受かって終えたいなぁ、、、、、、
とりあえず、今日はPCでnoteが書けたので合格。
背中をいたわって寝よう。
寒いし、雪のひどい地方もあり心が傷む。
どうか、心身の健康を大切にみんなが生活できますように。
がんばるひとに、しあわせが待っていますように。
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