自己を肯定できる推しを尊敬している
私はただでさえ自己肯定感が低い。
最近、また鬱病メンタルの調子がどんどん降下している。
今日、1カ月ほど行けてなかったサポステ(就職支援)のPC練習に行ってきた。
35℃の中、バスを待って、乗って、降りて歩いて。
PC練習にいくといつもいる担当のYさんに、数か月すれ違いで会えていなかったが、ようやく会えた。
でも、時間的に話す時間もなく。
自分の思いを打ち明けられるひとのなかで、3本の指に入るひとなので残念だったが、、、、、、
話す時間も力もなかった。
さらに、
サポステの入っている施設には他の就職支援機関も一緒に入っていて、PCスペースなど共有になっている。
他の機関を利用している方に対していろいろ説明している職員の方の、事務的な、なんというか、よく通る声の、、、面接のような緊張する系のはじめましての場所でよく聞く声。
「それではこちらにこれを記入していただいて、あとは、、、、、、」
という、必要ななんてことない会話なのだが、今日はそれが、私の心をざわつかせた。
これがざわざわするなら、やっぱり私はまだ社会には、、、、、、
と、落ち込んだ。
ただただ、調子が悪いのだと思う。
おいてある就職系のチラシ系も、見ると心が拒否した。
まだまだなのか。
今年中にWordの検定を受ける、試験会場にいて、自分のやるべきことをして、落ち着いて座っていられるようになる。
これをクリアしたい。
そのために、本当は毎回通いたいと思っているが、なかなか心身がうまくいかない。
豪雨災害でメンタルをやられ、異常な暑さに体が堪え。
もう、言い訳だ。
でも、とにかく心身を優先させるために、無理はできなかった。
がんばって行ったが、なんだか凹んで帰った。
帰りのバスに揺られながら、ふと、自分の推しのとある姿を思い出した。
現在の私の推しは、King&Princeの永瀬廉さん。
現在、King&Princeの冠番組『キントレ』(日テレ13:30~)(私は放送地域外なのでTVerにて視聴)が放送中なのだが、その中に『バイトレ』というコーナーがある。
アイドルの仕事しかしたことがないKing&Princeのふたり(永瀬廉、髙橋海人)が様々なアルバイトを経験しお金の価値を学ぶ、というものだ。
先日、廉さんが実演販売士のアルバイトを経験した。
プロから基礎やコツを学んでから実際に街に出て実践するのだが、廉さんは、巣鴨の商店街の一角で『魔法のクールタオル』(振ると冷たくなるタオル)を販売することになった。
人見知りな廉さんは、道行くひとになかなか声をかけることができない。近くを通り過ぎたひとの背中に「こんにちはー」と小声で言うくらいしかできずに時間が過ぎ、プロに呼び出しを食らう。
ひとが集まらなくても実演をしてください、と言われ再び廉さんが戻り、なんとなくタオルを触って動いてみているうちにひとりのご婦人が近くを通る。
「こんにちは」と声をかけ、タオルを進める廉さんだったが、その方は目的の店があり急いでいるということで「またお願いします」と、収穫はなく終わった。
ここで私なら、
ああ、やっぱり駄目だった、簡単にはいかないよな、、、、、、
となるところだが、
永瀬廉さんはというと、
「、、、、、、よし、声はかけれたぞ」
と、
まずは自分のできたことを認めていた。
その瞬間から、彼の中のスイッチが入り、道行くひとに
「こんにちは」「どうですか」
と、積極的に声をかけることができるようになっていくのだ。
彼の良いところは、そういうところだ。
永瀬廉というひとは、ひとのよいところもよく見ていて認められる心の大きさがあるが、自分自身に対しても、できたことを肯定してあげられるのだ。
そして、それを力にしてさらに成長できるひと。
”自己肯定感”、という言葉があるけれど、
”自己を肯定すること”ができるのが”自己肯定感”なんだ、という、根本的なことに今さら気づかされる。
永瀬廉さんの、こういうところを見習いたいなと思う。
※実演販売のときの内容がこちら
永瀬廉さんの
「声はかけれたぞ」
という言葉、そのときの光景を、バスの中で思い出した。
「災害とかいろいろあってしばらく行けなかったけど、1カ月経って、35℃の中こうしてサポステに行けて、帰ってこれてるじゃん」
私の今日のこと、廉さんの脳みそがあったら、きっとこう考えると思う。
「ええやん」「まあいっか」
など、心が軽くなるポジティブワードをたくさんくれる廉さん。
またしても、推しに救われた。
永遠の不安から抜け出せない。
いつまで働けないのか、Wordの試験すら受けずに結局今年を終えるのか、いったいなんならできるのか、一生社会に出られないのか、、、、、、
そんな私に、彼が今年の目標としてラジオであげた
”すこけん”
(健やか、健康)
というワードが、何より優先だと気づかせてくれる。
そして、
今話題になっているらしい、King&Princeふたりでのインスタライブの中でも、お酒を飲みながら廉さんが言った言葉の中に
「今がたのしければなんでもいいのよ」
と。
まぁこのときの廉さんは酔っ払いではあるのだが、すごくたのしくポジティブに飲むし、翌日の、念願の2人体制初のライブ2公演はプロとしてきちんと成功させているようだ。
本当に、彼の根っこにあるポジティブさや自己肯定感は、私が今いちばん必要とする素質であるなと思う。
推しはときに先生である。師匠である。
ひとまわり下の青年に教えられることが、山ほどある。
今日、暑い中、”社会”を感じる場所にひとりででかけられたこと、ちゃんと認めてあげよう。
廉さん、ありがとう。
明日も、できるだけ自分の心をいじめないで、少しでもできたことを認めてあげられますように。
未熟ですががんばっております。治療費にあてさせていただきたいです。よろしくお願いします。