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努力をしたからこその「あとは運」―報われろ、自分―

とあるWordの検定の1級を受験すべく、必死だ。

必死といっても、常に勉強をしてPCに向かって、というわけではなく、
時間はたっぷりある鬱病無職ながら、家族のこともいろいろあるし、通院や体調管理でいっぱいいっぱいなので、自分なりにがんばっている程度。

脳の病気でもある鬱病、思考能力が低下することもあるし、そのときのメンタルの状態がタイピングなどの調子にがっつり影響する私。

サポステ(就職支援機関)に週2回、PCの練習のために通っているが、バスに乗って、サポステの職員の方々と会話して、集中して、帰りにまたバスに乗って、ということだけでも精一杯のときがある。

そんな中でも、筆記の問題、タイピング、文書作成の対策を、家でもしないと追いつかないのでがんばっている。

タイピングに関しては、手指の位置の矯正をしてみたりして、しばらくタイムが上がらず焦ってイライラしていた時期があった。結構長かった気がする。でもようやく、ここにきてようやく(試験まで1カ月半くらい)、大丈夫かもしれないと思えるところまでこれた。


本当に、ようやく。

筆記問題も、PCの技術的なことが最初何も答えられなかったので、タイピングがあれだからせめて筆記は!と思い、脳みそと病気、年齢その他諸々の事情をふっとばして毎日働かせている。

勉強自体は結構すきな方だから、知らないことを知ることはたのしい。
勉強をしたいことはたくさんあって、色彩検定もテキストを買ってちょっと勉強してみてそのまま、その前には調剤薬局事務のテキストを取り寄せてがんばったが、知識を覚えたのに”テキストをみながら答えてください”とテストで書かれていて(自宅受験だった)その瞬間、ぷつんとやる気が切れた。

でも、今回はもう、ひくにひけないところまできているので、絶対に受けるしかない状況。”がんばる”こと自体鬱病にはよくないが、自分が目標を立てたので毎日充実しているし、できることを感じると自己肯定感が上がる。
2級を受けるときの目標は、
”検定会場というイレギュラーな状況にパニックにならず、その場に時間いっぱいいて過ごせること”
だった。そのくらいの技術をもう身につけていた上での目標だった。

でも、今回は技術そのものを上げる努力がかなり必要だった。だめかもしれないと思っていた。特にタイピング。手の位置を矯正してからずっと苦しくて、時間に間に合わない、もうこれは無理だと思っていた。
つい最近までのことだ。

でも、
「タイピングは急に上達することがありますから」
という、担当のMさんの言葉を信じていたら、本当にそうなった。
10分以内に700文字を例題通りに打つのだが、今は8分9分台に打ち終わり、見直しの時間をとれるようになった。

これは、本当にここ最近、1週間くらいの話。

文書作成も時間内になんとか間に合うようになったし、そうなったとき

「あとは運だな」

と思えるようになった自分に気づいた。

過去問をやっていると、何だこのいじわるな問題、、、ということもある。
前は、そういうときもちゃんとできるようにしておかないと、と焦っていたが、
”そういう問題が出てきたときはそのときだな”、と思える境地に達した。


いつから「1級を受ける!」と宣言したかは忘れたが、おそらく1年弱、1級の過去問と向き合ってきた。
春には、PC担当の方が変わって不安もあった。
でも、検定に向けて力を借りないといけない相手だったから、信頼関係を築くために自分のことをなるべくたくさん話した。
今では、Wordの知識が完璧で、新しい発見ができるような提案やポジティブな言葉をくれるMさんが、この1級を受けるタイミングで担当になってくれてありがたいと思える。
Mさんが「大丈夫だと思いますよ」と言うと、本当に大丈夫な気がしてくる。
それは、私の心とモチベーションにとって何より重要なことだ。


「あとは運だ」と思えるようになったな、と実感し、がんばってきた自分のことを褒めてもいいかなと思えた日の、帰り。
サポステの入る施設の隣のイオンによってからバスに乗るのだが、そのイオンの宝くじ売り場に行列ができていた。
大安吉日だったようだ。

私は宝くじを買う習慣がない。
単純に、不確定なことにお金を使おうと思わないのだ。
(当たる自信が皆無)
賭けをしないとか確実性をとるとか、そういうのは性格であり、いつも宝くじを買うひとを悪く言うわけではない。
ただ、
私が、”運に身を任せよう”と思えるのって、
そこまで自分自身の力で努力して、たどり着けることをある程度信じられるからなのだな、と感じた。
ある程度、自分自身がコントロールできる状況にもっていけないと、
”なんとかなる”と思えることがない。
(たまに、強制的に自分に言い聞かせることはある)
それはネガティブ思考であり欠点と言えるが、それがあるからがんばれるという長所にもなるのだなと。


その行列を背にして思ってしまった。


私が、報われろ!


(宝くじを買われる方ごめんなさい)


まずは、ここまでのモチベーションまでこれた自分を褒めていいかな。


報われろ、自分。

検定まであと、40日ほどだろうか。
カウントダウンは、メンタルによくなさそうなのでやめておく。


がんばっているひとには、必ずいい結果がまっていますように。



(タイピング、しやすくなったなぁ)

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pizza
未熟ですががんばっております。治療費にあてさせていただきたいです。よろしくお願いします。