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もうすぐ鬱病9年生になる私より
〈日照時間の短くなる6月や秋は、セロトニンの合成がうまくできず分泌量が減るので、些細なことで不安になり鬱状態になる人が増える。〉
、、、、、、中野信子先生も著書『キレる!』で書いているように、脳科学的にもちゃんと証明されている事実だ。
母は、秋が苦手で。
夕方になると明らかに、鬱状態が増す。
テンションのメーターはどん底まで下がり、生気のない顔でPCに向かいパズルゲームをしながら、ぶつぶつと低音のキーで、体内から絶え間なく湧き出てくるネガティブを口から垂れ流す。
、、、、、、そんな季節になった。
私は、一緒にいるので、その姿と共に過ごす。
感情移入過剰な鬱病pizzaは、どうしても心が巻き込まれる。
鬱は連鎖していく。
SNSでも、私に関心を持って下さった同病の方がいても、深く関わり合うことでお互いの調子に影響してしまうことがあるので、"相互フォローはしません"とプロフィールに書いて、今現在は一般の方のフォローを基本的にしないようにしている。
コロナと共になんとか生きていく生活。
相次ぐ有名人の訃報。
そして、この"秋"という季節。
突然、どん!と心にのし掛かるものがきてもおかしくない。
ひとのことより、まず、自分は大丈夫?
と、心に問いかけてあげてほしい。
私は病気で家にいるからまた別だけれど、
今まで必死でがんばってきたひとこそ、是非、心の奥底の部分の無事を確認してほしい。
自分をたいせつにする。
少しでも体調に変化があったら、休む。
私は、
「さすがに、咳だけでは誰も休まないよね、、、」
と思い出勤し続けて、結局肺炎になり3週間休んだことがある。
保育士時代、運動会の直前だった。
そして、
心が苦しいけど、
「それは乗り越えるべき、この環境を変えたら自分はやっていけない、他に居場所はないはず」
そう思っていたら、倒れた。
それからの、今。
もうすぐ、鬱病9年生になろうとしている。
コロナ不況で再就職は不安だから、今いるところでがんばらないと、と思っているひと。
その姿勢が強すぎると、私になります。
いくら今は就職難でも、
やばいな、と思ったときにひとに相談する、環境を変える、など行動ができたら、
さすがに、9年も無駄にしなくてはすみます。
私みたいにならないでください。
私はしくじり先生です。
自分をたいせつにしようとしたとき、
あなたを貶したり、怒鳴ったり、なんやかんや言ってくるひととは、縁を切って構わない。
たいせつなのは、あなただから。
そして。
誰にも話せないけど苦しい、おかしいと感じる、というときは、精神科や心療内科を予約してみてほしい。
今、敷居は本当に高くない。気軽に行ってほしいし、プライバシーを守ってくれる第三者に話を聞いてもらうだけでも、心が楽になることがあるかもしれない。
今、読んでぴんとこないひともいるかもしれないけれど、
香取慎吾さんの今話題のツイートのように、
"テキトー"
でいいし、完璧じゃなくていい。
一生懸命じゃなくていい
— 香取 慎吾 (@ktrsngofficial) September 28, 2020
一笑懸命でいいから
強くなくていい
弱くていいから
今を生きよう
テキトーに
大丈夫。
生きていなきゃ、終わり。
1度病気になったら、心は、そう簡単には治らない。正直、周りにも全てを理解してはもらえない。
私は、一生付き合っていく覚悟もしている。
自分を、いちばんに労ること。
今のこの時期、特にたいせつにしてほしい。
私は今、健常者と障害者の中間にいて、就職をサポートしてもらいながらまた社会へ出ようと準備は、しているところだけれど、どうなるかわからない。
年が明けたら34歳になるのに、いまだに実家で親のスネをかじっている。
もちろん、こんな人生を送る予定なんてなかった。
それでも、やりたいことがいっぱいあるから、私は生きている。
消えたくなりながらも。
こんな私が生きているのだから、あなたは生きてていい。
自分をいちばんに考えていい。
あなたの人生だから、無駄にしないで。
誰かに、私の思いが届きますように。
上からものを言うようでごめんなさい。
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