嶋佐和也という人間に私は今、生かされているみたいだ
鬱病も、もう10年やっている。
やっぱり、前向きになろうとしても、
10年経ってもまだ、、、とか
何やってるんだろう、、、
この先何者にもならずどうやって生きるのかな、、、
一生続くのかな、、、、、、、、、
なんて、不安が常にある。
もう、うんざりだ。
こんなはずじゃなかったもん。
このまま36歳になって、独身実家暮らしから抜け出せなくて、
いつまで続くのかなこの人生。
未来なんて誰にもわからない。
ただ、何か希望はもちたい、と思ってしまう。
でも、そう思うたびに結局、落ち込むことばかり。
先のことなんて考えないほうがいいのはわかっているけれど、どうしても、年齢的にもいろいろと、思うことはある。ありすぎる。
秋になって、最近鬱症状が増してきて。
先日も、夜家族ともうまくいかなくて、
もう自分が嫌だと思って部屋(子ども部屋おばさんなう)に逃げ込んで。
よほどの状況でない限り、心を回復する方法を考えて、気持ちを落ち着けようと私はがんばる。
芸人さんに今はお世話になっているから、YouTubeを観てみたり。
でも、その日は、動画を選ぶことどころか、YouTubeを立ち上げることもできないメンタル。
なんとなく、iPhoneのカメラロールを見ていた。
そうしたら、
いつか保存していた、この画像を見た瞬間、
ふっ、と笑った自分に気づいた。
TV番組の一部なのだが、脈絡なくこの顔を見ても、なんともおかしい。
説明できないけど、このひとの顔、表情は、どんなときも本当にいいなぁ。
どうやら今、私の心を救ってくれているのは、
ニューヨークの嶋佐和也という人物らしい。
今、ニューヨークというお笑いコンビにハマっていることは何度も記事にしている。
※過去記事はこちらマガジンからどうぞ。
ファンの総称『ニューヨーカー』と呼ぶには私なんかは及ばないと思うし、オンラインサロン(ファンクラブ的な)にも入れていないので、ささやかながら応援している身。
ツッコミ屋敷さん、ボケの嶋佐さん、ふたりの魅力は感じていてだいすきだ。ちょっとハラハラもするけれど。
ただ、
無条件に、
私は、
嶋佐さんの、表情、立ち振る舞い、言動、性格的なこと、
とりあえず、その存在自体が、とにかく
ツボ
らしい。
理由なんてわからないけれど、何をしても面白いし、表情ひとつとってもなんか笑える。
とにかくころころとよく笑う。
良くも悪くも、自分の感情に正直なひと。
以前、AbemaTVの『ニューヨーク恋愛市場』にて、
”相方の好きなところをあげる”という企画のときに、
屋敷さんがあげた嶋佐さんのすきなところのひとつが
”顔”
だった。
といっても、イケメンであることがいいとかいうことではなく、
相方にするのにいいな、と思った理由として屋敷さんが話したのが、
「滑ってようが機嫌悪かろうが同じ顔。何を考えてるかわからん顔。」
たしかに、どこかすっとぼけてそうな、いるだけで何かボケてくれそうな(仕事としてでなく)、”生けるボケ”というようなオーラが漂う。
そこに存在するだけで、なんかおもしろい。
それって、最高の才能だ。
実際、「かわいい」とよく言われるキャラクターである。
よく笑って、動きもファニーで。
そして、実際芸人仲間ともよく交流するタイプで、人あたりがよく先輩にも後輩にも愛される、かわいげがあるらしい。
過去にバイト先で、何もしていないのに怒られやすかったなどの理由で
「一般社会では働けなかったのではないか」というようなことを本人が話していた記憶がある。
ひとにみてもらうお仕事に就いたことは本当によかったし、
屋敷さんが嶋佐さんのその素質を見込んでコンビに誘ってくれてよかった。
おかげで、ふと沈んだときに、こんなどうしようもない鬱病患者が笑って、そのおかげで生きることをやめないですんでいる。
これは、社会貢献だ。
芸人さんは、人を生かしている。
売れるまでの苦労、売れてからの苦労、計り知れないけれど、ここまで続けていてくれてありがとう。
音楽がだいすきな、私と同い年の嶋佐さん。
『NEWニューヨーク』では、
MDについて、曲名入力やタイトルを書く部分の細さを熱弁。
YouTube番組『TALKIN'ABOUT』では、
すきなアニソンを聞かれて。
「やっぱり、小松未歩の『謎』」。
『ラヴィット!』でのドライブでは、
私もだいすきなL’Arc-en-Cielを熱唱。
甘いものがすきで、TBS『プレバト!』でだいすきなチュロスの句を読んだらまさかの第一位に。
また、最近テレ朝『NEWニューヨーク』での肉体改造企画が話題になったニューヨーク。
屋敷さんのおなかが特にポッコリしていて、それが企画によりガリガリの別人になったのが結構目立っていた。
コンビが不仲の時代、嶋佐さんが屋敷さんに対して「ちょっとだけ太ってる」とか「服がダサい」という文句を言っていたのは有名な話だが、
実は嶋佐さんもポッコリお腹をしていた。
(ちょうど1年前くらい)
※動画はこちら。
また、先ほどの俳句もそうだが、
食リポや大喜利など、諸々の出来栄えに波のある嶋佐さんも、なんだかいとおしい。
そして、それを対して重く捉えない、しょうがないって割り切れるところも最高。
昨年のキングオブコントの決勝最下位になってしまったネタのキャラクターである、嶋佐さん扮するウエディングプランナーの
「OKです!」
という口癖を彼の持ちギャグにしているが、
これもウケるウケないがまちまち。
でも、嶋佐さんを見ていると、心に嶋佐さんを飼っておくと何があっても
「OKです!」
というポジティブ変換ができる。
そして、毎週木曜にレギュラー出演する『ラヴィット!』ではそれをいじってもらっていて、彼の笑顔と共に「OKです!」が脳内再生される。
心に、”嶋佐和也”を飼おう。
最近noteを書こうと思うと、
「就労支援施設」とか「障害者精神保健福祉手帳」というようなワードの、おすすめ記事ばかり見てしまう。
そして、書く力がなくなる。
だから、今回はたのしいことを書こうと思った。
「障害年金」についてとか、鬱病の苦しさを書いたら、
結構みんな見てくれる。
それは数字でわかる。
でも、今は自分が書いてたのしいことを書きたいと思った。
少し現実から離れて。
画像たくさん使ってしまって、肖像権とか何かあったら言って下さい。
今日は、障害年金支給日なので銀行へ行くけれど、鬱調子が悪いのでざわざわしている。
でも、何があっても生きているだけで
「OKです!」
皆様に、今日少しでも笑える瞬間がありますように。