最強寒波で揺れ続けた夜

全国ニュースにもなっているが、日本海沿岸に住む私は昨日、猛吹雪により大変な夜を過ごした。

大変、といっても、ほかと比べたら、、、という話をするときりがないので、”大変だった”と言わせてほしい。

震度2から3の地震が、断続的に起きているような状態。

家が揺れ続けた。

時折、外からは突然

「どん！！！！」

という何かしらが落ちた、ぶつかったような音が。

そして、20時過ぎからはTVが一瞬消える、点く、が始まり、いよいよだ、、、と思っていたら、やはり、停電。

家の電気が点いたり消えたり。

冬の、雪国だ。

明日は氷点下に下がる。

ストーブも暖房も、電気。

災害時に活躍する着火式ストーブは、点けたまま寝られない。

だから、点いたり消えたりのうちに、各自布団に入り、冷えないうちに就寝した。

スマホを充電器にさしっぱなしにし、YouTubeに助けてもらいながら、窓側に頭が向かないように北向きだが枕の向きを変えて、眠った。

幸い、今は電気も点いていて、無事に過ごしている。

今後は、雪かきをがんばらねばだ。

鬱症状で、緊急時にパニックになりやすかったり、不安が強い。

そして、

私の、鬱病の前兆が、横揺れのひどいめまいだったので、揺れに対して敏感になっている。

船の揺れのような、這いつくばってトイレにいくほどのめまいを経験したので、その後、地震が前より怖くなった。

今回の暴風雪では、軽い地震のような揺れが夜じゅう続いたので、自分自身がずっと揺れているような、めまいのような感覚におちいった。嫌だったなぁ。

無事に朝がきてよかった。

妹が休みだったこと、父の夕食に停電が間に合ったこと、運がよかった。

それにしても、この停電の中でも夫婦げんかになるうちの両親は、何なんだろう、、、、、

私の母方の祖母宅は、現在自衛隊が派遣されるほどの積雪に見舞われている地域にある。

一緒におじが住んでいるので安心だが、いくら体力のあるおじも後期高齢者。

祖母は今、肺を患ってほぼ寝たきりになってしまっているので、老々介護をしつつ、広い敷地内、2階まで積もる雪を、、、、、、

本人は「大丈夫だ」と言うが、考えただけで心が傷む。

どうか、安全に過ごしていてくれるようにと、願うことしかできない。

こうなることは予報で言われていたので覚悟していたが、迎えた昨日の朝は、まさかの空だった。

こんなに晴れる⁈

予報が嘘だったらいいのに、とか、いろいろ期待させる天気だった。

そして、いろいろ奇跡が起きて、私が行きたいと思っていた映画、『えんとつ町のプペル』を、観に行けることになった。

本当に嬉しくて、しあわせなお昼を過ごしたのだ。

※『えんとつ町のプペル』の感想は、また別で書こうと思う。

映画を見終わって、バスに乗ろうと外に出たら、午前中とは別世界。

真っ白な世界だった。

降っている雪が”密”で、ぼたぼたと。

傘なんてもっていないので、雪だるまになって帰った。

写真なんかじゃ、伝わらないのだけれど。

最近の天気は、本当に”急変”する。

そして、普段降らない場所にも雪が降ったり、夏は北海道でも30度を超えたりと、あまり全国的に違いがなくなってきている。

何事も、明日は我が身。

過去のLIVEで購入したペンライトの、まだ点くものを集めて、もしものときに少しでも明るい気分になれるように用意している。

中島美嘉さんの、LIVEのときのペンライトだ。

昨日はありがとうございました、美嘉様。

今朝は、台風一過ならぬ、暴風雪一過。

でも、これから降り続ける予報なので、油断できない。

手も背中も爆弾抱えているけれど、雪かきがんばらねば。

同じ、沿岸の暴風雪の地域の皆さん、そして、こちらよりひどい積雪の地域の皆さん。どうか、安全に過ごしましょう。

春は来ます。

どうか、雪がこれ以上ひとびとを苦しめることがありませんように。