ヘルシンキ🇫🇮の初雪

ラップランドでは10月には雪が積もっていましたが、最近までヘルシンキは比較的穏やかな天気が続き雪は降っていませんでした。
しかし、ついに今週に入って雪は降り出し3日目を迎えます。

窓の外が真っ白に

晴れ間も見えたので森にお散歩に行くことにしました。
気温はマイナス1℃。
中途半端に0℃以上あると雪が溶けて水になり靴や服が濡れて身体を冷やしたり、泥に足を取られて歩きにくいですが、少し0℃を下回る方が雪がサラサラして靴も濡れないしサクサク歩け、寒さも感じにくいです。

はしゃぐ

街の外れのグラウンドまで歩いてみました。
雪で遊ぶ子供達の声があちこちから聞こえ、散歩中の犬もいつもより楽しそうでした。

一面真っ白なキャンバスに人の足あとやスキー跡が見えます

10センチくらい積もったかな

雪の中に埋もれるレンタルスクーター。ここまで積もると乗っていけないな

足跡のない真っさらな雪があるとやりたくなるスライディング

スライディングからのローリング

魚拓ならぬ人拓

学校帰りの子供達は待ちに待った雪に喜び、まっすぐ家に帰らず、外で雪と遊ぶ日が続くそうです

ソリで遊ぶ子供たちが見えます

雪に覆われた標識に笑顔になる落書きが

わんこもキッズもスライディング

ポニーに乗る子どもたち

サンタにお手紙書いて来たよ！

雪を被る樹々の合間に灯る暖かい光

森へ

街で木に雪が積もっているのを見て、クリスマスツリーみたいでキレイだなと思い、もっと木を見に行こうと森の中へ入ってみました。

木の枝全てが白い雪のコートを纏ってアート作品みたい

流れる小川はまだ凍っていない

池や水たまりは氷が張っています

苔の合間からツララ

ベッドロックにも雪が積もります

トンネルの向こうが雪景色の絵画のようです

何もかもが白くて吸い込まれそう

ナナカマドも雪の重みで垂れ下がる。ひとつ齧ってみたら苦味の中に味わいも深まり、そろそろ鳥たちの食べ頃です。人も採ってお酒に漬けたりします

青空が広がり気持ちがよい雪景色

海へ

森の外れにある静かな海へ足を延ばします。

湾にかかる歩道橋は海面が凍って橋が壊れないよう冬季は分断されるので、渡れなくなっていました

バルト海につづく

無料BBQエリア。寒そうですが炭を焚べれば暖まれるかも？！

氷点下なので雪がサラサラしてボールにするのも一苦労

ビーチ沿いまで雪が積もるけど海はまだ凍っていません。しばらくすると凍ってスケートが出来るようになります

水は思ったより冷たくない

風流だなと思ったら松だ！

冬でも凍らないように放水し泳げるビーチ。誰が泳ぎたいかは不明

誰のあしあと？

靴あと以外に面白い“あしあと”がありました。

スキーでさんぽする人たちの軌跡

わんこたちの足あと

うさぎたちのあしあと

初雪サウナ

自宅のサウナで雪でロウリュしてみました。
雪は思ったよりゆっくり溶けるのでスチームが長続きしました！

雪でサウナドリンクを冷やす。日本のストゼロ！

雪は80℃のサウナ室でもすぐに溶けません

ジューっという音を立ててゆっくり溶けていきます

おわりに（服装について）

ヘルシンキも雪が降って、本格的に冬の到来です。
日中のマイナス1℃くらいでは防寒ジャケットの下はセーターや起毛パーカー、インナーシャツくらいでも良いですが、陽が短いので暗くなる時間も出歩く場合はもう少し寒さ対策が必要です。
気温がマイナスなので、雪はサラサラとしてくっつきにくいですが、靴や、くるぶしあたりのズボンの表面で体温を感じて雪が溶けて染みるので雪の中にずぼずぼ入る場合は、防水や防寒をしっかりしたいですね。
頭や耳、首元を暖めるもの、手袋は必須です。

また、水が凍って水面上を歩けるようになったら海や湖に遊びに行きたいと思っています！