いつも心にケア曜日。
毎月1日、池田園子さんの手がけるメディア「SAVOR LIFE」で連載させていただき、半年が経ちました。
これまでの私の担当回は「#いつも心にご褒美を」のタグで読むことができます。
今月のコラムは、ずばり「ケア」を考えている・考えていきたい私の最近がギュギュッと凝縮された内容です。
なかなか単発の1つ1つの記事では伝えきれないのが惜しい。そんな歯痒さも感じているところ。そこで2月〜3月は別で連載中の「#私たちの自由な選択」でより深く、インタビューで通年ケアを綴っていく所存です。
この連載タイトルの知名度はまだまだですが、愛情こめて育てていきたいと思います。メディア名やリンクはあえて書かないのですが、このタグラインがいつか教会や転職サイト以外にもヒットしてくれますように。笑
他、ここで私の今の毎日の思考が定期観測できる連載は、毎朝の「#5時ようございます」の方です。
ここでも最近は自然発生的に「ケア」思考の発話が増えてきたな、と毎日を遡ると自己分析ツールにもなっています。
1月末は時々、自分の前日のコンディションや体のバイオリズムの崩れにより朝5時でなくなった日も発生しましたが、そのような時は「なにがなんでも朝5時投稿」でなく、新聞の「あすの朝刊休みます」的に、事前にお知らせをXし、やっぱり無理なく続いています。
兎にも角にもセルフケア。
2月〜3月、そしてこれからも、皆さんに自分や他者のケアのヒントとなる書き物をあらゆる場所で発信していきたいと思っています。
毎日のケアが仕事と生活のベースとなることは共通理解してもらえそうですが、自分で自分の疲れに気づいていない生活者があまりにも多い。
自分へのケア・他へのケア(より広いコミュニティのケアなんてあるかな)とありますが、他のケアに関しては、すぐ隣の「他者」である家族のケアですらもはや疎くなる、そんな現実です。
他人のセルフケアとは、働く個人の休みの取得状況と同じく、簡単には入り込めない「プライベートスペース」のようなものだから、単純に人や私から「休め!」と言われて解決できません。
だからこそ、やっぱり各自(セルフ)でケアしていくことが大切だ、というのが私の考え方。
自分を大事にした上で、他人のセルフケアというのが基本的な考え方です。
20代をもっぱら他のために、地球環境のためにと活動で奔走してきた私が今、出会う方や接する方から学ぶ「気づき」がありました。
若い私や、今の次世代にかけてあげたい言葉は。
誰かを助ける仕事をするためには、
まず自分を助けないとね。
地球をケアしたければ、
まずは自分のケアをしなければならない。
誰もが自分に対する「ケア」を身近に感じられるやさしい本で最も推せる、コロナ禍からの私のバイブルを1冊紹介しましたが、こんな本やあんな本、最近出会って感化された、さまざまな観点からの「ケア本」はまだまだ沢山ありました。
また「書店をめぐること自体が心と体にいい」とも、取材先と当事者研究のために読んだこの本に学びました。
本屋(ブックカフェ)は、食事と睡眠以外で私が身近に「リチャージ」できる場所でした。
本屋に行こうというと「たくさん活字を読め」と誤解させるようですが、「本を読め」の意図とは少し違います。
本を読みに、だけでなく、本に囲まれてくつろぎに。
という目的で、本屋さんをぶらぶら休憩に使ってみてください。
「ブックカフェ」は都会にありがちなスタイルですが、検索してみれば意外とお住まい近くにもあるかも。日常的にそこがリモートの“職場”にもなっている私が「サード」プレイスと呼ぶのはいささか変ですが、他に紹介する時は、そのように言い換えます。
村上春樹の長編小説を読んでいたら、再びその魅力がわかってきましたが、古くからは図書館という存在があります。書店か喫茶かと分離されていた空間がいつからか統合し、新しく、自由に、便利に、今的になった存在が「ブックカフェ」。
これは地域で、もっともっとアクセシブルになるといいなと思っています。
(以下は、ちなみに。)
TSUTAYAならスタバで、ところによりタリーズ付の本屋さんもありますが。
インディペンデント系で私の一番の「推し」は
首都圏の方には東京駅/大手町の「Cafe1869 by Maruzen」のやさしい環境(これは従業員さん、利用客さん全体が醸し出すもの、そして朝型生活人間にとって平日休日問わず包容力のある営業時間)。
余白をつくろう、今すぐ「ケア曜日」を手帳に書き入れよう
最後になりましたが、この2月の厳冬を乗り越えて、SNSの隣人の皆さんが健やかに春を迎えられますように。
今回は、いつものフレーズの2月バージョンで。
「いつも心にご褒美を」改め、いつも心にケア曜日を。
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