「彼が大好きだったから。」

と白血病で同い年の78歳の旦那様を失くされた女性は微笑みながら言った(先日の『街録』)。一時は生きる目標を見失ったが、残された趣味の絵画を「遺作展」で発表したらと勧められ「彼に相談しつつ」今は準備に忙しい。こんな言葉を最期に言われたら夫婦冥利だ。
二人の背_000342

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