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ハーマン・メルヴィル | TYPEE(タイピー)
メルヴィルの代表作と言えば、「白鯨」(Moby Dick)です。読んだことがない人でも「スターバックス☕」は、みな知っているはず。
スターバックスという名前は、『白鯨』に登場する人物スターバックにあやかって付けられた名前です。
メルヴィルは「白鯨」の他にも、「ビリー・バット」のような短編も書いています。
「YAWARA!」「20世紀少年」をかいた浦沢直樹さんの作品に「ビリー・バット」という作品がありますが、おそらくメルヴィルから採られたものでしょう。
メルヴィルとは?
メルヴィルは「白鯨」や「ビリー・バット」の他にも数多くの作品を書いていますが、いわゆる海洋文学が多いです。
この記事では、長編小説「タイピー」を扱います。
「作家の思いは、処女作に現れる」と言われたりしますが、「タイピー」は作家メルヴィルの処女作です。どんな思いが書かれているのか、少しだけのぞいてみましょう。
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左は英語原文「TYPEE」、
右は集英社版「タイピー」
(土岐恒二[訳])
記事を読んで頂き、ありがとうございます。お気持ちにお応えられるように、つとめて参ります。今後ともよろしくお願いいたします