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🎅ファンタジー小説✨💖🎄「(株)サンタクロース」

(プロローグ)

わたしは三田交。「みたまじる」と読む。
またの名を「サンタクロース」という。
最初は「日本名の音読み+英語」を文字って「Santa Cross」にしていた。「石橋」を「Bridge Stone」としたのと発想は同じ。その後、英語名は、なんとなくSanta Clausと変えた。

わたしが「サンタクロース株式会社」を設立したのは二十歳のときだった。クリスマスに七面鳥🦃を食べる習慣を日本に根付かせるためだ。

その後、書き入れ時がクリスマスだけでは商売が成り立たないので、フライドチキンの販売を始めた。
その会社は今では、「ケンタ○キーフライドチキン」と呼ばれている。

赤い帽子と赤い服が私のクリスマスの正装であるが、クリスマス以外のときは、メガネをかけ、白い服装に着替えて、カーネルサン○ースとして、ケンタ○キーの店頭に立っている。

(1)悲劇

今となっては昔のことであるが、大阪の道頓堀近くで、わたしは「カーネルサン○ース」として店頭に立っていた。若き日の悲劇が起こったのはそのときのことである。

何年か振りに阪神タイガースが優勝🏆️したとき、タイガースファンのひとりがわたしを担ぎ出し、こともあろうか、わたしを道頓堀に投げ入れたことがあった。そのときに負った傷は未だに完治していない。全身複雑骨折。

だいぶ、本題から逸れてしまったが、書いてしまったものは仕方ない。このまま残しておくことにする。
では、本題に移ろう!

(2)販売促進

わたしにとって、「サンタクロース」なんて本当はどうでもいいものだった。七面鳥の販売促進のために始めたものに過ぎない。

しかし、世界的に広がってしまった「サンタクロース」を今さら廃止することはできない。以来、毎年、サンタクロースをつづけている。

(3)世界中のサンタクロース

サンタクロースというと「トナカイ」と「そり」を思い浮かべる人が多いだろう。
気まぐれにキャラ設定しただけなのに。

「そり」の代わりに、ハワイでは中古の消防車🚒を買い取り、そりの代わりに使用している。

また、地球温暖化🌎️が進み、雪の降らない地域が激増している。本当に困ったものである。そりが使えなくなった。

自由に使える移動手段がない。わたしひとりでは、世界中の子供たちにプレゼントを届けることができなくなった。やむを得ず、世界各地で「サンタクロース」を募集した。今では、世界中にサンタクロースだらけになった。

(4)R国支店のサンタクロース

「あー、寒い((⛄))寒い。ウォッカでも一緒に飲もうか、アレクセイ・ナニヨリアレガスキー?」

「おお、スパシーバ、ありがとう😃💕アリョーシャ・ドスケベビッチ」

二人のサンタクロースはニヤニヤ笑いながら語り合った。

「しかし、あれだな、ミーチャ・イヤヨビッチ、これだけオミク○ンが流行り出すと、国境を越えるのが厄介だな」

「そうだな、アレクセイ・ナニヨリアレガスキー、次はPyPyかな?」

「オメガのあとは、どうするのやら。嫌になるね」

「アレフとか、ヘブライ語にするとか」

「いや、俺の予想だと、いろはにほへと、チリヌルヲ......じゃないかな❗」

...Mo...U...Me...N...DO...KU...SA...I...

(5)F国のサンタクロース

「これ、とれ、とれ、び、あ、あ~ん?」

「く、く、せ、じゅ、さ、サバ、スキ?」

「サーン、じゅ、まん、ぼ、ぼっ、た、くり、ばぁ?」

「か、か、ぶ、き、ちょ?」

「そ、そーーん、ぜん、ぶぅ、とら、とら、れ、たぁ↓」

(6)D国のサンタクロース

「ぐーで、ヨクナイ?」

「ナイン、チョキ」

「アレは、蔵⤴️」

「ぐーと、ぱー」

「ダス、キン、シテル?」

「イ、イヤー、ナイン、ダンケ😳💦」


おしまい😄




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