#そらいろレター | 🍃小さな秋の俳句🍃
夏バテの余韻残しつ秋に入る
なつばての|よいんのこしつ|あきにいる
心象は真夏の終わり秋の始まり
しんしょうは|まなつのおわり|あきのはじまり
→涼しくなって秋が来ても、気分的に「夏が終わった」という感じ。「秋が来た」とはあまり思わない。
新涼にセンチメンタル色めきて
しんりやうに|せんちめんたる|いろめきて
→猛烈な暑さの日々が終わり、日照時間が少なくなると感傷的になりやすい。
コスモスや足元頭上ともにあり
こすもすや|あしもとずじょう|ともにあり
→花のコスモス。宇宙もコスモス。今私たちはコスモスの中にいる。
日本の何処かの君へ蒼き空
想ひを籠めむ秋の白雲
にっぽんの|どこかのきみへ|あおきそら|おもひをこめむ|あきのしらくも
→今日も日本のどこかへメッセージ。夏が残る秋の雲に気持ちをこめて。
君は笑ってるだろうか?
泣いているだろうか?
ただ生きてくれているだけでいい。
それでぼくは満足です。
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記事を読んで頂き、ありがとうございます。お気持ちにお応えられるように、つとめて参ります。今後ともよろしくお願いいたします