#創作大賞感想 | みんな書き方なんて知ってるでしょ?
書くこと
文章のうまい下手はあるけれど、書き方なんて、みんな知ってるでしょ?
なのに文章の書き方ばかり知りたがるのは何故でしょう?
「相手に伝わりやすい文章とは?」「心に響く文章とは何か?」を知りたければ、自分の過去を振り返るだけでいい。
今までに読んだ本の中で、感動した本は何だったのか?
今までに言われた言葉の中で、強く印象に残った言葉は何だったのか?
そういうことが思い出せるのならば、ちょっと模倣して自分の書きたいことを書いてみればいい。
思うに、「うまい文章を書くには?」というノウハウを知りたがる人に必要なことは、「どう書くか?」ではなく、「何を書くか?」ということなのではないか?
書きたいことが目の前にあるならば、書くことができる。
書きたいことがないならば、うまい書き方を知ったところで何になろう?
書きたいことがあって、書きつづけていれば、人から教わらなくたって自ら反省して「こう書けば良かったな」と気がついていくものだろう。
もちろん、そういう時に、信頼できる第三者に自分の書いたものを読んでもらって、改良したほうが良いところを指摘してもらうのはいい。
読むのを頼む人がいないならば、いったん自分が書いたものを、日をおいてから読み直してみればいい。少し日が経てば、ある程度自分の書いたものを客観的に眺められるようになる。
書くことよりもまず読む
記事を読んで頂き、ありがとうございます。お気持ちにお応えられるように、つとめて参ります。今後ともよろしくお願いいたします