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エッセイ | 買い物はお好きですか?

買い物は趣味?

 趣味というか、ストレス発散のために買い物に行くという人は多い。

 今はどうか知らないけれども、学生時代には、例えば隣りの街にデパートがオープンしたとか、近所にドンキができたとかいうと、友だちを誘って一緒に行ったことを楽しいそうに語った女の子がたくさんいた。

 開店したばかりのお店だと、安売りしていたりするのだろうけど、わざわざ混雑しているところへ行きたくなる心理が理解できない。

 2、3ヶ月もすれば混雑はある程度おさまる。それから行っても遅くないし、空いてるほうがいいんじゃない?なんて思ってしまう。友だちとの話題作りなのだろうか?それとも本当に楽しいのだろうか?

 私は、自分の気にいっている店がつぶれるのは嫌だけれど、できるなら他のお客さんが少ないほうがうれしい。だれかとばったりあって、世間話に付き合わされたりするのはごめんだ。 


行列に並ぶことに価値はあるか?

 行列のできる飲食店に並ぶという心理も理解できない。
 そりゃ、人が並ぶくらいだから、マズくはないだろうけど、ラーメンはラーメンだろ?
 何時間も並ぶ時間のほうがもったいなくないか?
 なんならお湯を沸かして、家でカップ麺を食べたほうが間違いないし、うまい、安い、早い。


肌寒い日こそプールへ行く

 私は泳ぐのが好きだ。暑い日には泳ぎたくなる。しかし、暑い日には、ふだん泳がない子どもたちも親と一緒にやってくる。
 水浴びしたいだけなら、プールに行かなくても、水風呂で十分だ。私は1回プールに行けば、最低でも2000mくらい泳がないと泳いだ気がしない。だから、混雑する暑い日にはプールには行かない。行けない。プールに行くなら、雨が降る少し肌寒い日に限る。好きなだけ泳げる。


スカスカ電車は嫌い

 ここまで読んでくださった方は、「要するに人ゴミが嫌いということですね😃」「人間嫌いですか?」と言うかもしれない。

 そう、それで間違ってはいない。けれども、スカスカの電車は嫌い。少し立っている人がいるくらいの混み具合がよい。
 そこそこの雑音があったほうが、シ~ンとしているより、本を読みやすい。うるさ過ぎたり混み過ぎているのは辟易するが、多少雑音があったほうが落ち着く。


本屋は楽しい

 買い物と一口に言っても、なにを買いに行くのかによっても、気分は違う。

 食料品とかトイレットペーパーとか、日用品の買い物に行くのは、とても面倒くさい。安いとか、うまいとか考えるのが嫌いなのだ。スキ嫌いはほとんどないし。
 ポイントなんてどうでもいい。ポイント稼ぎに奔走すると、決まった店にしか行かなくなる。行けなくなる。

 安くておいしいものが手に入れば、束の間の喜びもあるけど、餓死するほどでもなければ、食べないで水だけ飲んでりゃいいや、なんていう気持ちにもなる。食べ物なんて家の中に何かしらある。

 本屋に行くのはいつも楽しい。買いたい本がなくても、ブラブラするだけで気がまぎれる。たまに「ほぉ~」と思うような本にも出会う。
 自分の持っている本でも、新訳が出たとか、表紙が変わったとか、改訂版が出たとか、そういうのが楽しい。けれど買うとは限らない。買いたいときに買う。品切れになったら、その頃には別にほしい本があったりするから、絶対に今買わなくては、とは思わない。


まとめ

 買い物は基本的に嫌い。必要に迫られてしぶしぶするのが買い物である。

 仕事をすることを「食べていくために。。。」なんて慣用句みたいに言う人もいるけれど、食べることは生命維持のためにおこなっているに過ぎない。

 一生遊んで暮らせるカネがあったなら、おいしい物をたらふく食べることよりも、食べなくても死なない体の作り方の研究に没頭することだろう。

 まぁ、たまにはおいしい物を食べたいな、とは思うけど、毎日おいしい物を食べたいとは全然思わない。
 何年でも、おにぎり🍙とチャーハンだけでよい。おいしい物は5年に一度くらいで十分だ。


後書き

 ずっと前に下書きしておいたもの。
 我ながらナカナカ支離滅裂で消そうかな?、と思ったが、私と同じような人もいるかもしれない。いちおう投稿しよう。


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山根あきら | 妄想哲学者
記事を読んで頂き、ありがとうございます。お気持ちにお応えられるように、つとめて参ります。今後ともよろしくお願いいたします