すこし春を感じた日に、春っぽい俳句を作ってみた。
3月になって少し春を感じた。
今日はさほど寒さを感じない。
まだ完全に春、という感じではないけれど、春っぽくなってきた。
まだ本格的な春ではないが、春を想像しやすい。
というわけで?、この記事では「宇宙杯模擬テスト」を行う。
①
青い空満開の下ニャンコロリ
→あおいそら/まんかいのした/にゃんころり
天気のよい、満開の桜が咲く頃、猫がゴロンとしたらかわいいだろうな。
②
梅が散りさくら散る頃終わり知る
→うめがちり/さくらちるころ/おわりしる
完全な妄想句。
卒業前、気持ちを寄せていた好きな人がいたが、梅が散ってもまだ間に合う気がしていた。しかし、桜が散って、もうお互いに別の道を歩み始めたことを自覚するのは、桜が散った頃だろう。
③
恋心さくらとともに散り果てぬ
こいごころ/さくらとともに/ちりはてぬ
②と同じ。
④
菜の花も桜の花も画面越し
→なのはなも/さくらのはなも/がめんごし
今年も某ウ○ルスのせいで、みんながワイワイ・ガヤガヤは出来ないのだろう。みんな画面上の映像で、ひとりひとり春を感じるのだろう。
⑤
「マスクやめ!」タイガーマスク現れて!
ますくやめ/たいがーますく/あらわれて
「もうマスクなんてしなくていいよ。俺が悪い奴やっつけておいたから」と言ってくれるタイガーマスクだけが、マスクをしたまま言ってくれたら、面白いでだうな。
⑥
今春もひとり佇む掲示板
こんしゅんも/ひとりたたずむ/けいじばん
合格発表がネット上だけになっている。合否はそれで分かるけど、達成感を感じることが難しいのではないだろうか?合格しても、落ちても、掲示板の前で流す涙は美しい。。はず。。。
⑦
ピカピカの一年生の泣き笑顔
ぴかぴかの/いちねんせいの/なきえがお
入学式の頃、笑顔いっぱいで学校に向かう子もいれば、お母さんに手を引かれて泣きながら登校する1年生もいる。
いずれにしても、1年生という希望を見ると、救われたような気持ちになる。
今考えていること(個人的展望)
俳句に関して知っていることは、多くない。だから、ちゃんとそれなりに学んだほうがいいのかな、という思いはある。
しかし、学んでしまうと、他人の影響を強く受けてしまうのではないか、という思いもあり、揺れている。
季語や古語を多く知ることはよいことだと思うが、あまり普段使っていない言葉は、なるべく使いたくない。また、「けり、や、かな、なり」などの切れ字も使いたくない。
それでは俳句が成り立たないのかもしれないが、普段使っていない言葉を使うと、嘘っぽく響くし、歯が浮くような感じがする。
古語や切れ字を用いず、日常のことばで、なんとか「渾身の一句」を作りたい。ありふれた言葉でも、コンビネーション次第では、新鮮な響きを作れるのではないか?それを宇宙杯では試してみたい。
「倒置法」「擬人法」「体言止め」「一語二想」「陽動作戦」「有言不実行」を考えてはいる。
とか言って、無理っぽい感じもしている。一言でいうと「わからない」です。