さぁ、普通を超えてみよう! | 妄想哲学序説(『食』の哲学)
哲学三部作
著者はすでに『際の美学』および『philosophy』という著作を上梓しているが、この度「妄想哲学序説」を出版することになった。これでようやく「哲学三部作」が完成する。
哲学というと現実離れした形而上学を思い浮かべる人が多いのだが、哲学は地に足がついたものでなくてはならない。
哲学的な問題は決して難しい言葉だけで構築される概念体系ではない。いや、むしろ、日常的に使う簡単な言葉遣いの中にこそ、その真髄がある。
例えば、「良い」「悪い」という言葉。例えば、「標準」「普通」という言葉。
「良い」という言葉は小さな子供でも知っている。しかし、改めて「『良い』とは?」考えると、きちんと説明できる人は少ない。
同様に「普通」とはなにか?、を考えていただきたい。
制限速度40kmの道路を40kmで走ることが普通だろうか?
場所によるが、東京のような大都会で制限速度をすべての人が守っていたら、大渋滞になることは間違いない。制限速度が40kmなら、時速50km前後で走るのが普通だと私は思ったりする。
私の最新作「妄想哲学序説」の副題は「さぁ、普通を超えてみよう」である。様々な分野の「普通」を打破していく。
本書の第1章は「食の普通を超えてみよう」である。「食」は誰にとっても基本中の基本なのだが、みなそれぞれ、自分の普通を持っているのが普通である。私は第1章において、その「普通」を打破することを企てた。
具体例をいくつか挙げてみよう。
◎中身なんていらない!
ギョウザなんて、皮を焼いて食べるだけでもイケる❗❗
◎「天ぷら」に中身が入っていることを「普通」だと思っている人が多いが、中身を何も入れず、ただ小麦粉をこねて揚げるだけだっていいじゃないか👊❗
◎海苔のない「海苔巻き」を食べてみようぜ❗❗
◎麺の入ってないラーメンって意外と旨いんだぜ❗❗チャーシューだけ食べるのは邪道だろうか?否、否、断じて否。
◎卵の入ってないオムライスは最高だぜ❗❗
◎うずらの卵のオムライスを食べたことがあるか?やけに手間がかかるけど、なかなかうまいぜ❗❗
◎肉の入ってないカツ丼ほど旨いものはない❗❗
◎チクワを素揚げして、ウナギのタレに何度も浸せば、ウナギだと思えてくるぜ❗❗
◎赤飯をおかずにして、白米を食べる至福の時間💝(*´∀`*)❤️
◎酒のツマミに酢醤油を飲むのが最高❗
酒のツマミは液体だっていいじゃないか❗❗
◎サイドイッチに魚沼産の米を挟んで食べるは、贅沢なんかじゃない❗❗
◎煎餅🍘を砕いて、米といっしょに炊けば、簡単に炊き込みご飯が出来上がるんだぜ❗❗
等々
もはや、常識化していることも多いが、いまだに「普通思考」から抜け出せない人もいる。
上に書いたこと(↑)のうち、1つでも「そりゃ、おかしい!!」と思う方には、ぜひ拙著を手に取っていただきたい。
記事を読んで頂き、ありがとうございます。お気持ちにお応えられるように、つとめて参ります。今後ともよろしくお願いいたします