見出し画像

春っぽい俳句🌸17句🌸


麗らかな桜の膝下去り難し

うららかな| さくらのしっか|去りがたし


月明かり妖艶桜呼び覚ます

つきあかり|ようえんざくら|よびさます


清冽な川面ひとひら桜落つ

せいれつな|かわもひとひら|さくらおつ


桜とは見せ惜しみする吝嗇家

さくらとは|みせおしみする|りんしょくか


ピンク色桜の花とピーチジョン

ぴんくいろ|さくらのはなと|ぴーちじょん


名残惜しサクラさよなら
また来春

なごりおし|さくらさよなら|またらいしゅん


新年度家計直撃石油高

しんねんど|かけいちょくげき|せきゆだか


究極の春とは一体何だろう

きゅうきょくの|はるとはいったい|なんだろう


春画って春と関係あるのかな

しゅんがって|はるとかんけい|あるのかな


春日部の駅を伝えるしんのすけ

かすかべの|えきをつたえる|しんのすけ


花吹雪諸行無常の音見せる

はなふぶき|しょぎょうむじょうの|おとみせる


始まりも終わりもいつも風まかせ

はじまりも|おわりもいつも|かぜまかせ


サクラ散る余韻と未練残しつつ

さくらちる|よいんとみれん|のこしつつ


日本人いずれ気が付く花の意味

にほんじん|いずれきがつく|はなのいみ


遠山の金さん肩見せ畏まる

とおやまの|きんさんかたみせ|かしこまる


菜の花も春の到来伝えるも

なのはなも|はるのとうらい|つたえるも


そのやる気サクラ散るまでもつかなぁ

そのやるき|さくらちるまで|もつかなぁ



いいなと思ったら応援しよう!

山根あきら | 妄想哲学者
記事を読んで頂き、ありがとうございます。お気持ちにお応えられるように、つとめて参ります。今後ともよろしくお願いいたします