読書感想文 | 緒真坂(著)「つまくんといっしょ」
2022年6月4日(土)は晴れ☀️なのでした。
ぼくは、今日、久しぶりに渋谷に行きました。さいわいなことに、梅雨入り前で晴れていました。
比較的長い人生のなかで、渋谷を訪れたのは2度目。前に来たのは5年前。甥っ子が大学に受かって、駒場近くにアパートを探すために同伴したときに、渋谷駅に立ち寄って以来でした。
だいぶ渋谷も変わりましたが、渋谷を歩いたときの印象は、初めてやって来たときと同じ。都会にしては、けっこう坂が多いなぁ!、という印象。もう少し、ちょっとだけ高低差を味わってみたくなって、10分程度ブラブラ。重機の勇姿を見てドキドキ。が、しかし、散歩しに来たのではないのでした。目的地のヒカリエへ向かったのでした。
「ヒカリエ(←)」の看板を見て、ビルの中に入りました。目的地は8階。閉所は苦手なので、エスカレーターを探しました。
「あった!」と思ったらビックリ。
「えっ!ここ、もう4階なの?」。入った入り口は、4階につながっていたのでした。さすがに高低差の街だなぁ、と思いながら、エスカレーターで8階へ向かったのでした。
「あ、本屋さん、みーつけた😄」と思ったら、緒真坂先生が立っていたのでした。半年前に「郵便小説ぴむぽむ 空豆少女」が出版されたときにお会いして以来の再会になったのでした😄。
noteでいつも記事を拝読しているので、アイコンのイメージが強いのですが、すぐに記憶が鮮やかによみがえり、半年前にお会いしたときの時間が再び流れ始めたのでした。
先生も私の顔を覚えていていらっしゃって、すぐに「こんにちは、お久し振りです」のような雰囲気になったのでした。
新刊の「つまくんといっしょ」を手に取りました。そして、もう一冊「アナログガール」を手にとったのでした。レジは「つまくん」でした。かわいいんですよね😳💦、なにげに🐼。
…まぁ、それはさておき😄、さっそく先生にサイン✒️していただきました。目の前で、作者ご本人のサインを頂けるのはうれしいですね💗。
そのあとは、せっかくの機会なので、いろいろお話をしながら、本棚を見てまわりました。新しい本だけでなく、古い雑誌も置いてあって楽しかったのでした。
「… …ところで、なぜ『奥さん』とか『嫁さん』ではなく『つまくん』なのでしょう?」
「『さいくん』ですね」
なるほど。あれ?、でも『さいくん』の「さい」って「細い」じゃありませんでしたっけ?
「細君」も「妻君」も両方ありますね✨。
なるほど。
「少女マンガもお読みになるんですね」
「読みます…」
少女マンガを読む緒先生を想像して… …
フフフ😄。
… …のようなお話を1時間くらいしてから、お店を出てきたのでした。
気がつけば、お客さんも増えてきていたのでした😄。
楽しい✨ひととき✨だったのでした。
🐼「つまくんといっしょ」🐼
「つまくんといっしょ」には、noteで発表された作品も多く含まれている。クリエーターからの書簡もある。
あ、これ、読んだ記憶がある!、という文章もあるけれど、noteではいつも横書きで読んでいるので、縦書きで読むとまた何となく雰囲気が違う。新鮮味がある。短い中でも、フフフ😄と和やかな気持ちで読めるものが多い。
「つまくん」のお話も楽しいが、「小説といっしょ」の中の『日和』という作品が一番読みごたえがあった。この本の中に含まれている小説の中では比較的長いが、気がついたら読み終わっていた。
こわいけれど、ありそうなお話だなぁ、と思って読み進める間に最後のページまでたどり着いて、最後のページで「えっ!」と驚いた。
" page-turner " という言葉があるが、『日和』はまさに " page-turner "だった。面白かったので、あっという間に読み終えてしまった。もう少し味わって読みたかった… …。また、しばらく時間をおいて再読しようと思っている。
さいわいまだ、「アナログガール」が残っている。こちらはミステリーなので、伏線に気をつけながら、ゆっくり読んでいきたい。
また新作が発表されたら、またお会いできるだろうか?
楽しみに待っています☺️。