毎週日曜日恒例・たらはかにさんの「#毎週ショートショートnote」。今週のお題は「#顔自動販売機」。
毎週応募している。今週はどんなショートショートを書こうかと考え始めた。
しばらくしたら、今度は池辰彦さんの記事がタイムラインに現れた。
記事を読んでみると、1日あたり、メイクにどのくらいお金がかかっているのか、ということを数字として捉えるという内容だった。
メイクということをテーマにして、ショートショートを書く✏️のもありかもね、なんて思ったのだが、普段メイクをしない私には書けそうもない。ショートショートの締め切りまで一週間あるから、ゆっくり考えることにしよう… …
しかし、顔について、どんなことを書けばよいのだろう?
「顔」という言葉から思い浮かんだことをつれづれに。
リルケ「マルテの手記」
大山定一[訳](新潮文庫pp11-12)
🤔40歳で「ラストマスク🎭️」👀❕
リルケ説が正しければ、もう私にはスペアの顔はない。
和辻哲郎「面とペルソナ」
坂部恵[編]、「和辻哲郎随筆集」(岩波文庫、pp21-22)
レヴィナス『全体性と無限』
(「改訂版 倫理用語集」山川出版社、p269より孫引き)
ほかにも、
三島由紀夫「仮面の告白」、
安部公房「他人の顔」、
美内すずえ「ガラスの仮面」など、
パッと思いつくだけでも、「顔」というものをテーマにした作品は数多くある。
さて、私が「顔」というものをテーマにして何かを書くとしたら、いったい何をどう書けばよいのだろう?
「顔」という言葉から脳裏に浮かんだ作品はすべて名作ばかりで、私が付け足すものはなにもないのではないか?
顔。
意味を知らない者は誰もいないが、奥深いテーマである。
おしまい
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