読書 | 親切の力

　この前、「英語読書案内」という記事を書きました。

　この記事では、主に英語の文庫本を紹介しましたが、今回はネイティブが読むペイパーバックの本を一冊紹介したいと思います。

　ヘッダーに掲げた Piero Ferrucci, "the power of kindness"。

　単語レベル的には、高校卒業程度(英検２級から準１級程度)で、固有名詞が少なく読みやすいと思います。

　１ページ分だけ、英文を載せます。

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Piero Ferrucci, "the power of kindness, p15より引用

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　Albert Schweitzer was invited by the Norweigian royalty to a banquet in his honor after he had won the Nobel Prize for Peace. A plate of herring was placed before him---a food he could not stomach. He did not want to appear impolite by refusing it, so when the queen turned away for a moment, he quickly put the herring in the pocket of his jacket. "You certainly ate the herring fast," commented the queen with a funny smile. "Would you like some more?" 

　Schweitzer had not wished to offend and had solved the problem by hiding the dinner in his pocket. He too was unable to say no---at least on that occasion. Perhaps, despite his innocent trick, he had not completely digested the meal, for years later he felt impelled to tell the story. It makes me wonder how many of us are walking around with herring in our pocket. 

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　読みとれましたか？
　注釈や日本語訳を載せる代わりに、クイズを作りました。お時間のある方は解いてみてください💓。

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クイズ

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問１
次の①から③の文が、本当なら○、間違っているなら✕でお答えください。

①シュバイツァーはノーベル文学賞を受賞した。

②シュバイツァーはニシンが嫌いだ。

③シュバイツァーはジャケットのポケットにニシンを隠したことを、生涯、秘密にしておいた。

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問２
この一節にタイトルをつけるとしたら、AからCのうち、どれがいちばんふさわしいでしょうか？

(A) Honesty is the best policy. 
(B) Practice makes perfect. 
(C) The early bird catches the worm. 

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簡単過ぎたらごめんなさい😭。
解けた方はコメント欄へ、ご回答ください😊。

ちなみに、この本の内容を私なりに解釈して、次のような記事を書いたことがあります。

この本の趣旨は、「許す」ことの大切だと思っています。
比較的読みやすい本なのでぜひ。
最初から読んでもいいし、気になったチャプターから読むこともできます。

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